大学秋季リーグが今週開幕、苫小牧駒大・伊藤大海投手が日米大学野球経験し成長

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8月25日に北海道6大学リーグの秋季リーグ戦が開幕する。この春に154キロを記録して大学野球選手権に出場した苫小牧駒大は、エースの伊藤大海投手がさらなる成長を見せる。

国際大会経験

伊藤大海投手は苫小牧駒大に転校後、1年間の出場制限期間が明けた2年生の今春に、最速154キロの速球を投げ、リーグでも評価がそれほど高くなかった苫小牧駒大を優勝に導き、大学野球選手権でも150キロ超の速球を見せた。

その投球により、侍ジャパン大学代表に選出されると、日米大学野球、ハーレムベースボールウィークで主にリリーフとして登板し、10試合17回2/3を投げて失点はわずかに2、打者64人に対して27個の三振を奪う快投を見せた。「先頭打者を1度も出さなかったことがよかった」と話す。しかし、日米大学野球の初戦では、自信をもって投げたインコースのストレートを簡単に外野フェンスま手前まで運ばれ、「それを持っていくかと」衝撃を受けたという。国際舞台での経験は選手にとって非常に大きいようだ。

またチームメイトからもたくさんの収穫を得た。日体大の松本航投手からはトレーニング方法を教えてもらい、「頭がパンクするほど勉強になった」と話す。今年のドラフトで1位で指名されそうな投手からのアドバイスも、2年後のドラフトを目指す伊藤投手には非常に大きい。

秋季リーグ戦開幕を1週間後に控え、「フォームのバランスも良くなってきた。いい感じで仕上がってきている」と話す。2季連続優勝し、チーム初の明治神宮大会の出場を目指し、その先にあるチャンスを自らの手で獲っていく。

この秋の投球、そして2年後にどんな投手になっているのか、非常に楽しみだ。

2020年度-大学生のドラフト候補リスト

大きな収穫を得た。侍ジャパン大学代表として7月に国際舞台を経験。主に救援で10試合に登板し、計17回2/3を投げ失点は2(自責0)。打者64人に対し、27三振を奪う快投をみせた。「先頭打者を1度も出さなかったことがよかった」と、右腕は確かな自信を得た。
“カルチャーショック”も受けた。米国との第1戦。伊藤は1―0の7回から登板し、1回を1安打無失点に抑えた。だが、先頭に自慢の内角直球をいとも簡単に外野フェンス手前まで運ばれ、「それを持っていくかと」。150キロ超えの直球もコースが甘ければ、体格差のある相手には通用しない。スピードよりも制球の大切さを改めて痛感した。
合宿には今秋のドラフト候補も多く、「常に(技術で)盗めるものはないか探していた」。ポケットにはメモ帳とペンを忍ばせ、気づいたことはすぐにメモ。今秋ドラフト1位候補の154キロ右腕・松本航(日体大4年)からはトレーニング法を学び、「頭がパンクするほど勉強になった」。刺激を成長の糧としてきた。

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