早稲田大の149キロ右腕・柴田迅投手が5回無失点、パイロットかプロ野球か

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早稲田大の149キロ右腕・柴田迅投手がこの日の横浜商大とのオープン戦で、5回を投げて5安打無失点の好投を見せた。

小宮山監督「ドラフト1位級」

柴田迅投手は早稲田高等学院出身の右腕で、高校時も140キロ中盤の速球を投げる投手として注目された。大学では昨年秋に抑えとして8試合に登板し2勝を挙げたが、小宮山監督が「ドラフト1位級」と絶賛するストレートを投げる。

この日は久々の先発マウンドだったが、ストレートが思うように走らなかった。毎回ランナーを背負ったものの、「先発は試合をつくる必要がある。真っすぐを見せ球にして、カットボールを効果的に使えました」とよく考えられた投球で5回5安打無失点に抑えた。

柴田投手は父親はパイロットという事もあり、現在は航空会社の採用試験で3次選考まで進んでいるという。進路について「プロは野球選手として目指すべき夢ですけど、パイロットも小さい頃からの憧れ。春のリーグ戦が終わる頃には、納得した状態で人生の選択ができるようにしたいです」と話し、春のリーグ戦終了後に進路の決断をするという。

東京六大学では昨年、153キロを記録していた慶応大の高橋亮吾投手が、プロも注目したもののパイロットの道を選んだ。また一昨年も188cmから147キロの速球を投げた慶応大の左腕・田中裕貴投手もパイロットの道に進んでいる。

野球ファンとしては野球での活躍を見たいが、自身で納得した進路の決断をしてほしい。

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普段はクローザーを務めるが、この日は久々の先発マウンドへ。元ロッテ投手の小宮山悟監督(54)が「ドラフト1位級」と絶賛する直球が走らず、毎回のように走者を背負ったが「先発は試合をつくる必要がある。真っすぐを見せ球にして、カットボールを効果的に使えました」。2回無死一塁で投ゴロ併殺に打ち取るなど、ホームを踏ませなかった。

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