早川隆久投手はU18代表メンバーに肩並べるか、阪神スカウト「もっと活躍してもいい」

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早稲田大の151キロ左腕・早川隆久投手に、阪神の平塚スカウトは「モノはいい。もっと活躍してもいいのかな」と評価している。

1年間通して投げ切った昨年

早川隆久投手は昨年、侍ジャパンU18代表に続いて侍ジャパン大学代表入りをした。日米大学野球では2戦目に先発すると、5回4安打4奪三振1失点(自責点0)、4戦目にも先発し、4回3安打2奪三振無失点と、1,3,5戦目に先発した森下暢仁投手と共に先発を務め、MLB予備軍を相手に防御率0.00だった。

春のリーグ戦では8試合に先発して3勝2敗、秋も5試合に先発しリリーフでも登板をするなど、春、代表の夏、秋を投げ、「1年間通して投げ切れたことは自信になった」と話す。また代表ではプロへ進んだ海野隆司捕手、佐藤都志也捕手、郡司裕也捕手とバッテリーを組んだことで「配球パターンを知れた」と投球の幅が広がったと話した。

阪神スカウトも評価

早川投手は高校時もプロ注目の投手で、U18代表では今井達也投手や寺島成輝投手、堀瑞輝投手、藤平尚真投手、高橋昂也投手、島孝明投手、藤嶋健人投手と共に投手のメンバー入りをした、アジアU18選手権では中国戦で2イニングのみの登板だったが、打者6人から4つの三振を奪いパーフェクトに抑えた。他の投手7人全員がプロ志望し、ドラフト会議では4人が1位指名、2位1人、3位1人、5位1人と軒並み高い評価で指名される中で、早川投手もプロ志望届を出して入れば3位前後の指名が予想された。

それでも大学で成長する道を選択し、一人大学へと進む。早稲田大では球速を151キロへと伸ばし、今年、早稲田大の主将となり、そして今年のドラフト会費の左の筆頭クラスととしてドラフト1位指名も予想される。1位指名されれば、大学進学の選択肢が良かったという事になる。

しかし、3月22日に巨人2軍との試合では5回を投げて4失点、「あれだけいいバッター、これでも2軍なのか。」とプロの世界の打者に驚き、「凄いモチベーションが高くなりました」と話した。東京六大学でも7勝12敗、阪神スカウトが「もっと活躍してもいいのかな」と話す通り、もっと活躍を期待したい投手だ。

プロでは今井投手、藤嶋投手が結果を残す一方で、寺島投手や高橋投手はまだ結果を残したとは言えない。そして島投手はプロ野球を引退し、大学に進学して別の道に一歩を踏み出した。様々な道に進むメンバーの中で、早川投手がプロ入りし、まずはメンバーと肩を並べる。

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