早大・早川隆久投手が7回13奪三振、ロッテ・ヤクルトが絶賛

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早稲田大の早川隆久投手が東大戦で先発し、7回13奪三振1失点で勝利、圧巻の内容だった。

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マウンドの変化に

台風による影響で1日順延となったこの日の東大1回戦だったが、雨の影響が残り、マウンドはいつもよりも軟らかかったという。早川隆久投手は「慎重に行き過ぎた」と足を置く所を気にしながら1回をなげ、相手に先制点を許した。

しかし、2回には歩幅を狭め、試すように150キロストレートを投げ続けてフォームを固めると、それ以降は隙を与えなかった。7回までを投げて3安打13奪三振1失点、「50点」と評価したマウンドでも圧巻のピッチングだった。

小宮山監督は4試合で46奪三振のエースに「これだけ三振を取り続けていたら、相手は工夫してくると思う。それをはね返しているのですごいと思う」と話した。しかし、フォームの特長で抑えるのではなく、オーソドックスに150キロの力のある球とキレの良い変化球を投げる左腕に、攻略の工夫のしようがない。相手にとっては、早川投手の調子しだいという感じだろう。

この日は11球団が視察をしている。

千葉ロッテ・永野スカウト部長「早川の評価が変わることはない」

東京ヤクルト・小川GM「評価が変わるわけではない。NO.1のピッチャーです。どんな相手にも結果を出すことが大事。競合するのは早川を含めて3、4人だろう」

東北楽天・沖原佳典スカウト「今の候補選手の中で評価はぶっちぎりだと思う」

早川投手を取ったチームは、来年の左のエースが誕生したことになりそうだ。投手を立て直したい東京ヤクルトは、この日はGMが近大・佐藤輝明選手の視察にいかず、また地元千葉ロッテも永野部長がこちらを視察した。これまでの動きも総合し、両球団とも早川投手の1位指名が濃厚といって良いだろう。

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初回以降は立ち直り、終わってみれば7回94球13奪三振の好投。直球はコンスタントに140キロ台後半を計測した。小宮山監督は今秋4試合で46奪三振のエースに「これだけ三振を取り続けていたら、相手は工夫してくると思う。それをはね返しているのですごいと思う」と称賛した。

今秋は4試合(救援1)で26回2/3を投げ、46奪三振。奪三振率14・78、防御率0・34と圧倒的な数字が並び、視察した楽天の沖原佳典スカウトは「今の候補選手の中で評価はぶっちぎりだと思う」とうなった。26日のドラフト会議までリーグ戦は残り3試合。慶大と並んで首位浮上に導いた早大のエースは「命懸けで(優勝を)獲りにいく」と宣言した。

即戦力の最速155キロ左腕は1位競合が必至の状況でロッテ・永野スカウト部長は「早川の評価が変わることはない」。ヤクルト・小川GMは「どんな相手にも結果を出すことが大事。競合するのは早川を含めて3、4人だろう」と語った。

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