共栄大のプロ注目151キロ右腕・小向直樹投手は登板せず

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共栄大で最速151キロの速球を投げ、プロも注目する小向直樹投手が、大学野球選手権では2試合とも登板しなかった。

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本人は行けると話すも

小向直樹投手は特徴ある腕の振りから、最速151キロの速球を投げる。昨秋の関東大学野球選手権でもその力のある球を見せ、プロも注目をしている。

しかし、今春はリーグ戦前に腰を痛め、その後も投げられる状態だったものの、本来の状態には戻りきっていなかった。今大会でも1回戦、2回戦ともにブルペンで準備をしており、新井監督は1回戦のときは「本人も行けると言っていたが、本来の球威、調子ではないという判断で、投げさせる場面はなかった」と話すと、この日の2回戦についても「本人も100%いけますというところだったんですが、若い野口渉を経験されました」と話す。本人は投げたかったという様子について話した。

全国の舞台だったが、登板する機会はなかった。新井監督は「無理してフォームを崩すより、夏にもう一度練習して、秋は期待しています」と話す。小向投手もこの悔しさをバネに、まずは腰痛を治した上で、秋までに155キロを目指したい。

この日の試合は福岡大に0-5で敗れたが、2年生の野口投手が147キロの速球を投げた。1回戦では東北福祉大を破った事も、ナインにとって大きな自信となる。

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リーグ戦の開幕前に腰を痛めた影響があり、本来のコンディションには戻りきっていなかった。投げられる状態ではあったが、新井崇久監督(47)は「昨日(1回戦)も後半、準備はしていた。本人もいけると言っていたが本来の球威、調子ではないという判断で、昨日は投げさせる場面はなかった。今日も準備はしていて、本人も100%いけますというところだったんですが、若い野口(渉=2年)を経験させました」と継投について明かした。

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