東都リーグ1部では、亜細亜大が駒澤大に7-2で勝利して勝ち点を奪い、1部残留を決めた。エース・草加勝投手が今季5勝目。
完投勝利
先発した草加勝投手は、雨の降るマウンドに3回に先制点を許し、6回にも2点目を奪われた。しかし、6回の裏に3点を奪って逆転すると、「野手は練習からずっと必死にやってくれていたので絶対に打ってくれると思っていました。野手がつないで取ってくれた1点を守ろうと思っていました」と強い思いでその後は無失点に抑えた。
この日の最速は150キロ、9回までに球数101球を投げていたが、9回も登板し、最後の打者に148キロのストレートを投げて空振り三振をを奪った。9回4安打8奪三振2失点の完投勝利だった。「今日は一番大事な試合だと思っていたので勝ててよかったと思います。自分が投げ急いでいる時に、回りの野手が落ち着けと言ってくれて良い方向に向かったと思います」と話し、野手との信頼感を強調した。
これで今季は5勝2敗、生田監督も全幅の信頼を置く。「選手には、草加で負けたらしょうがないとミーティングで話しをしていました。今日も替える気はないし、他の試合もないです」と話した。これで勝ち点2となり、リーグ1部残留を決めた。
草加投手は今季の投球で、先発投手として試合を作る高い能力を示し、プロもドラフト指名候補として評価したものと見られる。ドラフト会議では昨年のエース・青山美夏人投手(埼玉西武)のドラフト4位指名と同じくらいの評価になるのではないかと思う。
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