東都リーグ1部では青山学院大の下村海翔投手が日大戦で先発し、7回3安打6奪三振無失点の好投を見せた。東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクが評価をしている。
万能型
12球団30人以上のスカウトが視察する中で、東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは下村海翔投手について、「バリエーションが多くて球種も豊富。万能型のピッチャー」と評価した。
下村投手は多彩な変化球と140キロ後半のストレートで試合を組み立てていく。7回には2アウト満塁のピンチとなったが、カーブで空振り三振を奪い失点を防いだ。
「気負いすぎる事無く、やれることをやったら抑えられると思った」と話す。下村投手は細野投手や西舘投手、常広投手に比べても体は大きくないものの、例えば日米大学野球でも最後は下村投手が軸になっていたし、今季のリーグ戦も開幕戦で完投勝利をするなど、気がつくと頼れるのは下村投手だった。球のコントロールはもちろん、大きな大会や試合でもその言葉のように気持ちをコントロールする力が非常にある。
ドラフト会議に向けて「近づくにつれて少しずつ意識するが、リーグ戦となったら自分の事よりチームの事」と話す。ドラフト1位指名は間違いないが、常広投手、西舘投手、細野投手、武内投手に比べると体のサイズの面でやや低く評価されていると思う。ただし個人的には常広投手、細野投手、西舘投手と並び最上位と評価する。
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