阪神が新入団選手発表、選手の推定年俸・背番号と活躍の予想

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阪神はドラフト会議で指名した9選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。

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阪神2020年入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 佐藤輝明 近畿大 187/94 右左 10000 1600 8
2 伊藤将司 JR東日本 178/85 左左 7000 1300 27
3 佐藤蓮 上武大 188/101 右右 6000 1000 30
4 榮枝裕貴 立命館大 180/81 右右 5000 800 39
5 村上頌樹 東洋大 174/75 右左 4000 720 41
6 中野拓夢 三菱自動車岡崎 171/69 右左 3000 800 51
7 高寺望夢 上田西 178/75 右左 2000 480 67
8 石井大智 四国IL・高知 175/81 右右 1500 550 69
育1 岩田将貴 九州産業大 178/83 左左 200 300 122

 新人選手の横顔

ドラフト1位・佐藤輝明選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆

詰まった当たりでもライトスタンドにもレフトスタンドにも放り込める打撃は、1軍でプロのスピードに多少苦しんだとしても、2桁ホームランは打てるだろうと見られる。打率も大学野球ファンとしては3割を打って欲しい所だが、昨秋、今秋と大学のリーグ戦でも2割台になっており、まずは.250くらい打てれば上出来か。

1年目は15本塁打、3年目に打率3割超え&30本塁打。

ドラフト2位・伊藤将司選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

大学、社会人でしっかりと結果を残した左腕投手だが、ドラフト上位で指名された他球団の投手に比べるとスピードが5キロほど遅く、プロで通用するかどうかというのは、やや未知数な所もある。ただしレベルの高い社会人でも現時点で打たれるイメージの無い投手になっており、また阪神は岩崎投手などそれ程、球の速くない投手が活躍もしている。

伊藤投手を苦手と感じるバッターも出てきそうで、特定のチームを得意にし、チームから白星を稼ぐような形で1年目に6勝、3年目もローテーションで6〜8勝というイメージ

ドラフト3位・佐藤蓮選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆

パワーに満ちあふれている投手で、現時点で155キロを投げるが、将来的には160キロオーバーも可能ではないかと思う。リーグ戦ではそこそこコントロールも安定していたが、関東大学選手権ではコントロールに苦しみ崩れた。フォームも悪くないのだが急ピッチで成長した投手で、そのフォームがまだ固まっていない。

今年のリーグ戦のような投球ができれば1年目からリリーフで登板できると思うが、個人的にはしっかりとフォームを固める&160キロを目指す期間にして欲しく、1年目はファームで50イニングの登板、最終戦に160キロを記録してステップとし、2年目からリリーフの一角として20H。

ドラフト4位・榮枝裕貴選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆

他球団のスカウトも高く評価をしていた選手で、特に打撃面が評価されていた。梅野選手という攻守に優れた選手がいるため、1軍レギュラー出場はなかなか難しいが、バックアップの坂本捕手などを抑えてまずば1軍の2番手捕手の座を掴みたい。

1年目で1軍で20試合出場、3年目に捕手で最多スタメン。

ドラフト5位・村上頌樹選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆

今年、ドラフト上位人の大学生投手が急激な成長を見せた中で、故障のためどのくらい成長をしたのか見られていない。大学3年時の印象では、ドラフト2位の伊藤投手と同じイメージで球速がやや足りないかもしれない。右腕となると条件は厳しくなる。1年目は体作りで安定して140キロ中盤から後半を記録するくらいになりたい。

1年目はファームで80イニング登板、3年目に1軍の先発ローテーション入り。

ドラフト6位・中野拓夢選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆

巧みな打撃でヒットを量産する内野手。二遊間を期待されての指名だdが、守備については非常に高い評価という感じではなく、小幡選手のほうが上手い。阪神の二遊間は糸原、小幡、木浪、北條選手などで争っているが、そこから頭一つ抜け出すにはヒットを打ち、チャンスを拡大する役割を果たせるか。近本選手と1,2番を組み、佐藤、大山といった所につなぐ活躍を期待したい。

1年目に1軍で50試合出場、3年目には1軍で打率.280。

ドラフト7位・高寺望夢選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆

高校合同練習会でも良い打撃を見せた選手。守備面ではフットワークの良さを魅せるものの、小幡選手の高校時ほどではなく、ファームでしっかりと鍛えたい。体力計測で高い数値を出していた事から、それを武器にスピードを見せられる選手になりたい。

1年目にファーム30試合出場、3年目に1軍出場。

ドラフト8位・石井大智選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

サイドハンドからの153キロの速球は、1年目から1軍でやれるのではないかと思う。リリーフで勢いの良い球を投げ続けたい。

1年目で1軍で40試合登板、2年目に30HP。

育成ドラフト1位・岩田将貴選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

岩崎投手よりも特徴的なサイドハンド投手。岩田投手を嫌がるバッターも多そうな感じで、1年目からファームでもショートリリーフで結果を残すだろう。しかし、長く投げるためには、現在の球速帯を5キロはアップさせたい。常時140キロに投げられる状態になれば支配下登録、即1軍のリリーフとして活躍もできる。

1年目に常時140キロ台、2年目に支配下登録&1軍で50試合登板。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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