東北楽天ドラフト1位・小深田大翔選手が契約金1億円、年俸1500万円で仮契約

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東北楽天のドラフト1位・小深田大翔選手が契約金1億円、年俸1500万円で仮契約を交わした。足と守備が評価されたドラフト1位指名選手。

足でアピール

小深田大翔選手は佐々木朗希投手の1位指名を外した東北楽天が、欲しかったショートの即戦力候補として、また50m5.9秒の俊足選手として評価し、外れ1位で指名をした。小深田選手には他の球団も2位までに指名をする可能性があるという情報も流れていたといい、絶対に欲しい選手としての評価だった。

この日、仮契約を交わした小深田選手は、プロで対戦したい選手について、福岡ソフトバンクの甲斐捕手を挙げ、「盗塁を決めたい」と話した。来年はパリーグで盗塁王、そして新人王を目指し、「投手のモーションを盗むとか、変化球が来るカウントでスタートを切るとか、考えながらやりたい」と足で新人王を取ることを目標としている。そのためには、福岡ソフトバンクの甲斐捕手からも盗塁を決めていかなければならない。

大阪ガスでは近本光司選手の足を近くで見ており、また今年セリーグで36盗塁を決めた走りも動画で繰り返しチェックした。また、イチロー選手の動きやスタートの切り方、スライディングなどを研究し、「警戒される中でも積極性にこだわってやっていきたい」と話す。

東北楽天は昨年のドラフト会議で辰己涼介選手、小郷裕哉選手が指名され、外野陣は俊足の選手がそろっている。しかし内野手は浅村選手や茂木選手、外国人など足を使える選手が少ない。ただし、内野手で足が使える選手として小深田選手がオプションに入るというだけでなく、茂木選手をサードにしてショート小深田がピタリとはまれば、小深田選手は1、2番、または9番といった所で攻撃力アップに貢献できる選手になるだろう。

1年目から勝負となる。まずはショートのポジションを勝ち取りたい。

2019年ドラフト会議、指名選手一覧

「身が引き締まる思い。新人王を目標にしたい」と引き締まった表情の小深田。自慢の快足を生かす盗塁が注目されるが「セーフにならないと意味はない」と成功率にこだわっていく考えを示した。

持ち味は50メートル5秒9の俊足。強肩を売りに3年連続でゴールデングラブ賞を受賞した、同リーグのソフトバンク甲斐との“対戦”を心待ちにし「盗塁を決めたい」と意気込んだ。

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