阪神、来年のドラフト候補・日本通運・渡辺圭投手を視察

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 阪神の中尾スカウトが、早くも来年のドラフト候補である日本通運の渡辺圭投手の視察を行った。渡辺投手は昨年まで東海大で活躍し、阪神はドラフト候補として注目していた。しかし渡辺投手はプロ志望届を提出しなかった。

 

プロ志望届

 渡辺圭投手は東海大甲府でエースとして活躍し、3年の春季山梨大会では5試合34回投げて30奪三振5失点と好投を見せてプロから注目された。ドラフト候補として名前が挙がり、本人の秋にプロ志望届を提出してドラフト会議で指名を待ったものの、名前を呼ばれる事は無かった。左腕から140km/hの速球を投げたが、171cmという事で指名が避けられた形だった。

 そして東海大へ進学すると、2年時から先発を任され、4年時は春4勝1敗、秋4勝0敗と4年間で17勝1敗という圧倒的な成績を残し、首都大学リーグのエースとして活躍を見せた。再び阪神などが注目するものの、高校時代にプロ志望届を提出して指名されなかったことから、社会人でもっと実績を積んで確実に指名される状態にしたいとプロ志望届を提出せず、日本通運入りした。

 

阪神は高い評価

 阪神は「小柄だけど、いい投手だと聞いている」と球団関係者が話すなど高い評価をしていたが、プロ志望届を提出しなかったため、ドラフト会議で指名することはできなかった。そこで、1年目となるこの日、沖縄で行われている日本通運のキャンプに中尾スカウトが視察に訪れることとなった。

 アマチュアの試合が行われないこの時期にスカウトは、昨年のドラフトで獲得した選手のケアや首脳陣との情報交換などを行うためキャンプ地にいることが多い。またアマチュアのチームもプロと同じく沖縄でキャンプを行っているチームも多く、スカウトがそのチームや地元沖縄の高校に視察に訪れる事も多い。

 今回の中尾スカウトの視察もそうした流れだとは思うが、来年のドラフトに向けて渡辺投手に意気込みを伝えられ、また渡辺投手も注目されている事を知り、今年、来年の活躍につながりそうだ。

 

虎、来年ドラフトへ超速視察 - デイリースポーツ:2014/2/21

 171センチ、69キロと小柄ながら、最速146キロの直球と多彩な変化球を操る快速左腕。大学時代は通算17勝1敗、防御率1・40の成績を残し、現在は今春に入社する日本通運のキャンプに参加している。昨年はプロ志望届を提出しなかったため、ドラフトで指名することはできなかったが、阪神サイドはかねて高い評価を与えていた。

 今年ではなく、来年の候補生をこの時期に視察したことからも、注目度の高さがうかがえる。「小柄だけど、いい投手だと聞いている」と球団関係者。今後もマークを緩めず、調査を重ねていく。

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コメント

  1. ありがとうございます!富士宮北ですね、チェックしてみます。

  2. 渡辺圭君は山梨 身延で有名な三兄弟の長男で、次男は東海大の準硬式、
    三男は静岡の富士宮北高1年で既に2番手投手として137kmのボールを投げて
    います。
    来年は三男が注目されると思いますので、今からCheckを!