阪神、育成ドラフト2位の奥山皓太選手と仮契約、静岡大初のプロ野球選手

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阪神は、育成ドラフト2位で指名した静岡大の奥山皓太選手と、支度金200万円、年俸300万円で仮契約をした。

トリプルスリー

奥山皓太選手は甲府西高校から静岡大でプレーをした。186cm87kgの体があるが50m5.8秒の走力が注目され、身体能力の高い大型外野手と評価されていた。この日仮契約を結び、「自分は大学生。与えられた時間は限られているので1日でも早く支配下登録されるように」と話した。

目標を聞かれると、「走攻守そろった選手になりたい。最終目標はトリプルスリー」と話した。確かに50m5秒台の足は今年36盗塁を記録した近本選手とタイムだけでは並ぶ。課題は打撃だが、「振り込む量を増やしている」と打撃向上に取り組んでいる。

不安な気持ちが無いかと問われ、「不安な気持ちがないといったらウソになりますけど、それ以上に自分がどれだけプロの世界で通用するのか、わくわくする気持ちも強いです。」と話した。これまでの球歴を見ると、高いレベルの投手陣との対戦は少なかったとみられる。ドラフトで指名された選手でも多くがプロの2軍レベルの投手のスピードに対応できなかった、全然違っていたと辞めていく選手が少なくない。まず2軍レベルの投手に対応していくための打撃の技術が必要だ。

まずは最初の壁を乗り越えてほしい。それができればいよいよ50m5秒の足をアピールする段階に入ることができる。

2019年ドラフト会議、指名選手一覧

どでかい夢がある。「走攻守そろった選手になりたい。最終目標はトリプルスリー」。50メートル5秒8の走力は、今季セ・リーグ盗塁王に輝いた近本にも匹敵する。打撃は課題だが「振り込む量を増やしている」と、克服へ取り組む日々だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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