阪神1位指名は大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手!

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 153kmを記録し完投勝利を挙げた大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手に対し、阪神は全スカウト12人で視察を敢行して「地元出身の甲子園のスター選手がほしい」と球団首脳が話すなど藤浪晋太郎投手獲りに動き始めた。

 阪神の高野栄一球団本部長が「候補の1人か?」という報道陣の問い掛けに「そんな言い方は失礼でしょ。すごいピッチャーなんですから」と話し、「どこの球団も評価している選手。佐野統括スカウトから報告を受けていますが、すごく良い選手。前評判通りです」とコメントしている。阪神は、花巻東・大谷翔平投手や亜大・東浜巨投手などを1位候補としてマークしているが、「力が同じであれば地元を優先する」と話している。藤浪晋太郎投手の評価を見ると、大谷投手や東浜投手と同じかそれ以上の評価をしており、地元の藤浪晋太郎投手の指名が確実になった。

競合上等や!虎ドラ1は大阪桐蔭・藤浪 - デイリースポーツ:2012/08/14

 阪神が今秋のドラフト会議に向けて、大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手(3年)を1位指名の最有力候補に挙げていることが13日、明らかになった。この日、高野栄一球団本部長が、甲子園の第3試合で先発した最速153キロ右腕を視察。「候補の1人?(何人かの1人という)そんな言い方は失礼でしょ」と最大級の賛辞を贈った。

 虎再建の担い手は甲子園が育んだスターに託される。阪神1位指名の断トツの最有力は、大阪桐蔭の藤浪だ。この日、初戦となった木更津総合戦を突破し、春夏連覇へ向けて好発進した希代の右腕。その姿は虎の編成トップの目に、これまでの評価にたがわぬ印象を植え付けた。

 6月の大学選手権で亜大の東浜を視察して以来、2度目の直接視察となった高野球団本部長。七回まで藤浪の投球を見守り「どこの球団も評価している選手。佐野統括スカウトから報告を受けていますが、すごく良い選手。前評判通りです」と目を細めた。

 お盆休みに入ったこの日の観衆は超満員4万7000人。大観衆の前でも藤浪の投球から力みは感じられなかった。終盤には4者連続三振。担当の畑山スカウトは「これだけの観客の中で自分の投球ができるのはすごい。ここ(甲子園)にくると投げやすそうに投げている印象がある」と話せば、佐野統括スカウトも「お客さんもたくさん入って、その中でしっかり投げられていた」と高く評価した。

  さらに「候補の1人か?」という報道陣の問い掛けに「そんな言い方は失礼でしょ。すごいピッチャーなんですから」と最大級の賛辞を惜しまなかった。

 
阪神は今秋のドラフトでトップクラスの好投手の獲得を最重要課題としている。同じ高校生では160キロを計測し、打者としても大きな魅力を秘めた花巻東・大谷、大学生では東都リーグの記録を次々と塗り替える亜大・東浜、浪人中の東海大・菅野らが挙がる。

 

 それでも球団関係者は「力が同じであれば地元を優先する」ときっぱり言い切った。関西で生まれ育ち、本拠地・甲子園でスターへの階段を駆け上がる藤浪は、まさに理想的な存在と言える。

 

 ドラフト会議では複数球団の競合となる可能性が高い。阪神は競合による、抽選で現在12連敗中。くじ引きの“勝率”は極めて悪いが、6月のスカウト会議で南球団社長は心、技、体を兼ね備えた『スーパーマン』の獲得指令を出していた。

 

 そのためにリスクを負うのは必然。スーパーマンの称号に値するのが藤浪なら、競合は覚悟の上。昨年は結果的に競合回避となる、伊藤隼の一本釣り成功となったが、今年は球団を挙げて、真っ向勝負で藤浪の獲得を目指す。

虎・藤浪チェック!スカウト異例の12人総出 - サンケイスポーツ:2012/08/14

 異例の現場視察で恋人の投球を見守った高野本部長は「前評判通りなのでね。技術的なことはスカウト全員が見てますから。どこの球団も評価している選手。それだけすごい選手ということです。すごい投手やね」と言葉に熱がこもっていた。1位候補、藤浪が6安打2失点、14奪三振で完投。最速は153キロをマークした。虎の本拠地で躍動する姿に魅せられた。

 お盆休みに入ったこの日の観衆は超満員4万7000人。大観衆の前でも藤浪の投球から力みは感じられなかった。終盤には4者連続三振。担当の畑山スカウトは「これだけの観客の中で自分の投球ができるのはすごい。ここ(甲子園)にくると投げやすそうに投げている印象がある」と話せば、佐野統括スカウトも「お客さんもたくさん入って、その中でしっかり投げられていた」と高く評価した。

 6月19日に行われたスカウト会議。南球団社長からスカウトに強烈なゲキが飛んだ。

 「エースでクリーンアップを打てる選手。身体能力、精神力があって、頭のいい選手を探してきてほしい」。無理難題ではない。12球団一多いファンが甲子園に詰めかける阪神では肉体的にも精神的にもタフであることが重要だ。大観衆の前での14三振は満点回答だった。

 スカウトは総出で剛腕を見守った。藤浪サイドに熱意と誠意を見せる意味合いもあるが、そこには球団を挙げたスター獲得作戦が透けて見える。MAX160キロ右腕の花巻東・大谷翔平投手(3年)も1位候補だが、現状の1軍には関西出身の主力は少ない。「地元出身の甲子園のスター選手がほしい」と球団首脳。至上命令を受け、選抜V投手の藤浪に照準をシフトしていた。

 ここ数年のドラフトは不作続き。編成トップが出馬した異例の視察にこれ以上失敗できないという思いが濃くにじむ。だから、とことんマークする。1回戦を勝ち上がったことで藤浪が8月30日から韓国で開幕するU-18世界選手権大会(アジアAAA選手権から改称)の全日本選抜メンバーに選出されることが確実。同大会に山本スカウトを同行させることを決めた。

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