早稲田実・清宮幸太郎選手が82号、阪神は球団本部長など4人態勢で視察

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早稲田実の清宮幸太郎選手が2試合連続となる82号ホームランを放った。ライト候補のネットに刺さる推定130mのホームランだった。

チームに勢い

センバツからこの春季東京大会まで、ホームランが出ずに焦りのようなものも見られた清宮選手だったが、準々決勝でホームランが飛び出すと、この日の準決勝・国士舘戦でも3回に特大弾が飛び出した。「最近では感触は一番よくて、気持ちよかった」と話し、感触も手応えも十分の一発で、高校通算82号とした。

チームは相変わらずに投手が失点を重ね、劣勢のまま進んだ。しかし2点を追う8回の清宮選手の打席で、ピッチャーゴロもセカンドへ悪送球し、その後、押し出しや満塁ホームランで逆転すると、再び回ってきた清宮選手の打席で、今度は左中間の高い飛球をセンターとライトが交錯して落球、続く野村大樹選手が2ランホームランを放ち、16-8でコールド勝利を決めた。

昨年秋からの早稲田実の戦いぶりである驚異的な追い上げと粘りが、今大会も見られた。2年生の野村選手も26号ホームランを放ち、来年のドラフトの目玉になりそうだ。

阪神スカウト4人態勢で視察

この日は阪神が高野球団本部長、佐野統括スカウトなど4人態勢で視察、高野本部長は「よく飛びますねえ。いい選手なのは間違いない」と話すと、担当の畑山チーフスカウトも「力感なくあれだけ飛距離を出せる選手はなかなかいない。同じ超高校級と言われるスラッガーでも、中田らとは、またタイプが違う」と話した。

また福岡ソフトバンクの山本スカウトも「プロ並みの当たりだった。軽く振りぬいてあそこまで飛ばせるのは高校生ではない」と評価した。

球を引き付けて軽くスイングし、打球はぐんぐん伸びる。また打ち損ねた飛球も恐ろしく高く上がる。超高校級は間違いなく、プロでもチームの主軸を任せられるのは間違いないだろう。

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反撃ののろしを上げた。4点を追う3回先頭。内角直球を右翼スコアボード上のネットに突き刺した。「ここ最近では一番、感触がよかった。打った瞬間で気持ちよかった」。2打席連続アーチを放った準々決勝(駒大高戦)から2試合連発となる推定135メートルの特大ソロ。阪神・畑山チーフスカウトも「芯でとらえれば、あのくらい飛ぶ」とうなずいた。

東京都高野連は収容人数5600人の神宮第2球場では混雑が予想されると判断し、決勝進出校が出そろう前に神宮球場でのナイター開催に変更した。試合前、主将の清宮はナインに「俺たちが出ないとつまらない。出るべくして出るぞ!」と鼓舞。初回に5点を先制された後も「まだ初回。1点ずつ返せば大した点差ではない。粘って粘って後半勝負でいこう!」と呼び掛け、これも有言実行となった。

先頭で迎えた2-6の三回。カウント2-2から左腕、石井の直球を捉え、右中間後方の防球ネットに突き刺さる推定飛距離130メートル弾。豪快な一発で、球場の雰囲気を変えた。「ここ最近では、一番感触がいい。気持ちよかったです。粘り強くプレーした結果が最後につながりました」

まずは4点を追う三回無死。内寄りの直球を捉え、特大の放物線で右翼後方のネットを揺らした。「最近では感触は一番よくて、気持ちよかった」という推定130メートル弾。グッと流れを引き戻した。

高野本部長はセンバツで視察済みだったが「よく飛びますねえ。いい選手なのは間違いない」と、特大の一発に感嘆。担当の畑山チーフスカウトは「力感なくあれだけ飛距離を出せる選手はなかなかいない。同じ超高校級と言われるスラッガーでも、中田(現日本ハム)らとは、またタイプが違う」と、うなった。

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