149キロ左腕・山下輝投手が甲子園、5試合連続完投勝利

高校野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

高校野球千葉大会では、木更津総合が習志野を4-3で下し2年連続となる甲子園出場を決めた。149キロ左腕・山下輝投手が甲子園に姿を見せる。

5試合連続完投

昨年秋、チームは一種の虚脱感に覆われていた。1年生からエースとして投げてきた早川隆久投手の好投で夏の甲子園に出場し、ベスト8まで進出をしていたが、そのエースの抜けた穴は大きかった。

秋の新チームになり主戦投手として指名された山下輝投手、同じ左腕投手で187cmの大型投手としても期待されていたが、やはりそれまでの登板機会は少なく、秋は2回戦で敗れてしまう。

しかしこの春、最速149キロを記録した左腕は、プロなどから注目を集めるようになり、そして春季大会は準決勝で1失点完投と好投を見せる。そして夏、初戦でリリーフで登板をすると、4回戦からこの日の決勝まで5試合をすべて一人で投げ切った。この日も10安打を許したものの最速145キロを記録し、152球の熱投を見せた。

今大会612球を投げ、チームを甲子園へ導いた左腕エース、「まだ早川さんみたいになれていない。成長していきたい」と話すが、チームの大黒柱として頼れる投手となった。五島監督も「成長して大エースになった」と話した。

夏の甲子園では、この187cmの149キロ左腕は、注目投手の一人になることは間違いない。そしてその先の進路についても注目される事になる。追いかけつつけている早川投手のように早稲田大を選択するか、それとも。

2017年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト
2017年度-高校生-千葉県のドラフト候補リスト

自己最速149キロを誇る左腕を、憧れの聖地が待つ。「まだ早川さんみたいになれていない。成長していきたい」。うれし涙を拭い、目を輝かせた。

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