智弁学園1年・前川右京選手が20号、21号ホームラン

智弁学園, 前川右京

智弁学園の1年生の4番・前川右京選手が、秋季高校野球近畿大会で20号、21号の2本のホームランを放って勝利した。

兄は津田学園4番

智弁学園の4番で出場する1年生の前川右京選手はこの日、神戸国際大付に2点を先制された3回、2アウト2,3塁の場面で「初球を見送っていたら勝負できないと思った」と、初球のフォークボールを狙うと、引っ張ってライトスタンドに放り込む逆転の3ランホームランを放った。

さらに5回にも初球のフォークボールを今度は左中間へ運び、2打席連続ホームランを放った。チームは前川選手の4打点で4-2で勝利しセンバツ出場に前進した。共に推定120mを超す特大ホームランだった。

前川選手は兄が津田学園で甲子園でも4番を打った前川夏輝選手で、多くの高校から誘いを受ける中で智弁学園に入学をすると、春の段階で注目選手となった。入学直後にバッティング練習で金属バットの芯の部分に亀裂を作り、1か月半で5本の金属バットを折ったという。小坂監督も「ひんぱんに割る人はそういなかったです」と話す。

津田学園の兄は社会人野球に進む道を選んだ。これで1年生の秋で21本塁打となった1年生の弟は、「プロ野球選手になりたいと思って智弁学園を選んだ。1位の石川さんが55本だったので、60本は打ちたい。石川さんの本塁打はやっぱり質が違う。自分も打ち方を気にしたい」と話し、今年、3球団が指名競合した石川昂弥選手を目標に再来年のドラフト1位を目指す。

次の試合に勝利すればセンバツ出場が当確となるが相手は智弁和歌山、チームには同じく1年生で4番を打つ徳丸天晴選手がいる。同じ1年生として気にしながらやっています。今日の試合は今日の試合。チャンスで回ってくることが多いと思うので、しっかり決めたい」と話し、1年生4番対決に全力を尽くす。

2021年度-高校生のドラフト候補リスト

「プロ野球選手になりたいと思って智弁学園を選んだ。(今年のドラフトでは)1位の石川さん(昂弥=東邦)が(高校通算)55本だったので、60本は打ちたい。石川さんの本塁打はやっぱり質が違う。自分も打ち方を気にしたい」と明確な目標を持ち、1年生らしからぬ落ち着いた雰囲気も兼ね備える。

前川のパワーは折り紙付きで、小坂将商監督(42)も「金属バットを割りました」と衝撃的なエピソードを披露。高校に入学した春先、バッティング練習中に金属バットの芯の部分に亀裂を入れたという。「4月からゴールデンウイークにかけての1カ月半のうちに5本。ひんぱんに割る人はそういなかったです」と苦笑した。「(巨人の)岡本の1年生の時と比べたら飛距離は同じくらい。4番の仕事をしたいと言っていた。よく練習する子なので成果がでたと思う」と頼もしそうにうなずいた。

まずは2点を追う三回だ。2死二、三塁の好機に打席へ。前川は「初球を見送っていたら勝負できないと思った」と1球目の甘く入ったフォークを強振。右翼への豪快な3ランで逆転に成功した。

 さらに、五回にも前打席と同じ初球のフォークを左中間へ。2打席連続アーチでリードを広げた。


PAGE TOP