横浜高校に村田浩明監督が就任、渡辺元監督「人間教育もしている」

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名門、横浜高校に村田浩明監督が就任した。渡辺元智元監督も「適任だと思う」と話した。

名門復活へ

村田浩明監督は横浜高校出身で、2004年には涌井投手などと夏の甲子園に出場し、主将&捕手としてチームをベスト8に導いている。日体大を卒業後、2013年から白山高校の監督を務め、就任当時は部員数が非常に少なかった野球部を立て直し、2018年には北神奈川大会ベスト8に導く手腕を見せた。

横浜高校は昨年秋に、平田監督と部長が部員への暴言や暴力をしていたとして解任され、校長が部長を、高山コーチが監督代行を務めていたが、手腕を評価された村田監督が4月1日に監督に就任し、部長は引き続き校長が務め、高山監督代行は再びコーチに、また綾瀬西や白山高校でコーチをしていた関根剛氏がコーチに就任した。

渡辺元智元監督は「白山での指導を見ても分かるが、強くするだけでなく、人間教育もしている。適任だと思う」と話している。横浜高校は渡辺監督の退任をきっかけに、支援をしていたOBや財界と野球部との間に溝が開いた。それでも金子部長がスカウトの腕を見せ、力のある選手を集める事で甲子園出場を続けていたが、昨年秋に平田監督と共に解任となった。

4月から共学となった横浜高校、新たな野球部がどのような方針で、どんな選手が入ってくるのか。本来は春季大会で見たかったが、開催は微妙な状況となっている。夏に、ドラフト候補の松本隆之介投手、木下幹也投手、度会隆輝選手、津田啓史選手などを率いて甲子園出場を果たせるかが注目される。

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横浜は昨秋、当時の監督と部長が部員へ暴言や暴力があったとして解任された。部長は引き続き葛蔵造校長(62)が務める。高山大輝監督代行(29)はヘッドコーチ、綾瀬西、白山などでコーチを務めた関根剛氏(29)が新たなコーチに就任。新体制で2年ぶりの夏の甲子園出場を目指す。

村田新監督は「今の3年生はあと3カ月、その人生を預かるのでしっかり向き合いたい。その先に結果がある」と力を込めた。恩師の渡辺元智(もとのり)元監督(75)は「白山での指導を見ても分かるが、強くするだけでなく、人間教育もしている。適任だと思う」とエールを送った。

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