星稜・内山壮真選手はプロ志望届提出へ、肩故障の寺西成騎投手は関東の大学へ進学

高校野球ドラフトニュース 2020年ドラフトニュース

甲子園交流戦で履正社に挑んだ星稜だったが、実力の差を見せられ1-10で敗れた。プロ注目の内山壮真選手は試合後に目標を語った。

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長い間活躍できる選手に

この日、内山壮真選手は、履正社のエース・岩崎峻典投手の速い球やカットボールに、4打数ノーヒット1三振と完全に封じられた。主将として捕手としてチームを率いたものの、昨年のリベンジは果たせなかった。「序盤に大量失点したのが敗因につながった」と話した。

それでも、「3、4打席目は修正して、いい当たりを打てた。9回はみんなの思いを背負って、1本打ちたかった。いい角度で上がったけど、詰まっていた」と話し、第4打席はフェンスぎりぎりのレフトフライを打った他、2年生左腕・野口練投手を巧みにリードして、終盤は履正社の猛攻を抑えた。

視察したスカウトからも評価のコメントが出ている。

中日の米村チーフスカウトは「実績があるし、今日打った打たないで評価は変わらない。第2の岡林ではないが、捕手も遊撃手もできる。いい素材だと思う。十分、ドラフト対象になる選手です」

横浜DeNA・河原スカウトグループリーダー:「しっかり球を捉えていた。打撃センスを感じる。守備位置は各球団で評価が分かれると思いますが、捕手としては二塁送球が1秒83と速かった。遊撃手としても楽しみな素材だと思う」

内山選手は進路について、「これから監督と話し合って決めたい」と話したものの、プロ志望届を提出する意思を持っており、「長い間、活躍できる選手になりたい」と将来の目標を話した。林監督も「やっぱりプロに行くべきだと思った。これでプロに行けなかったら、スカウトがよっぽど見る目ないか、運がないかのどっちかだ」と話した。

この日は打てなかったものの、石川の独自大会ではヒットをいとも簡単に打つ所も見せていた。個人的には遊撃手として高校生トップクラスと思うが、打撃・守備に高いセンスと能力を持っており、評価の高い球団ならば、2位で指名を考える所もあると思う。

また、星稜では186cmから146キロの速球を投げる右腕の寺西成騎投手が注目されていたが、昨年秋の右肩故障の影響により、この日はブルペンで準備をしていたものの登板はなく、この夏は石川の大会も甲子園でも登板はしなかった。寺西投手は「大学に進学して、プロとして甲子園に戻ってきたい」と話し、関東の大学に進学する方針を明らかにした。

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進路はプロに定め、林監督と相談の上、プロ志望届を提出する方針。「長い間、活躍できる選手になりたい」と目標を語った。

内山、次に生かす 西日本スポーツ紙面 2020/8/16

 

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