春季高校野球の高知県予選順位決定戦では、トーナメントで優勝した高知高校が、センバツに出場した明徳義塾と対戦し、7回途中から登板した森木大智投手はタイブレークとなった延長13回までを投げた。
タイブレークで1失点
甲子園出場をするために倒さなければならない相手・明徳義塾戦、この日は最速147キロの球を投げる杉村優妃投手が先発し6回まで無失点、7回途中まで1失点に抑える好投を見せた。
明徳義塾はエース・代木大和投手が登板しなかったものの、2年生投手が好投し1−1の投手戦となる。そして高知は7回途中からエースで152キロ右腕の森木大智投手投手が登板した。
森木投手は8回に151キロを記録、延長に入っても得点を許さないピッチングを見せた。タイブレークとなった13回、1アウト2,3塁から犠牲フライで1失点し、1−2で敗れ、「チーム力、組織としての強さを感じた」と明徳の層の厚さに唇をかんだ。
この日は4球団のスカウトが視察した。今年の高校生投手トップクラスの評価は変わらない。残るは甲子園に出場することができるかどうか、という所だけだろう。「自分たちの甘さを認めて、改善していく時間はある。絶対に勝ちたい」と妥当・明徳を改めて誓った。
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「自分たちの甘さを認めて、改善していく時間はある。絶対に勝ちたい」。四国大会へ向けて強い気持ちを見せた森木。明徳義塾にも四国の強豪にも、必ず勝って見せる。
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