ドラフト的甲子園注目カード【2日目】

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

ドラフト会議で注目されそうな選手を中心に、夏の甲子園大会の注目カードと、チェックしたい選手を紹介します。今日は2日目の4試合から。

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2日目

第1試合 智弁学園vs倉敷商

智弁学園は前川右京選手の最終チェックとなる。左のスラッガーとして1年時から注目され、当たった時の痛烈な打球は既に評価済み。今年に入り、中軸ではなく1,2番を任されるなど様々な環境を経験し、戸惑いもした。その中で迎える全国の舞台でどのような打撃を見せるか。そして大舞台での一発も期待したい。

他にも即プロという感じではないが、強気の投球の西村王雅投手、大型右腕として1年時から期待の高かった小畠一心投手、サードの山下陽輔選手、ショートの岡島光星選手、強打の植垣洸選手、三垣飛馬選手、2番で奈良大会決勝で4安打を打った谷口綜大選手なども見ておきたい。西村投手などは大学などに進んでも、すぐに活躍できそうな力がある。

かなりの激戦となった岡山大会、その中でも準々決勝から関西、創志学園、おかやま山陽に1点差で勝利してきた倉敷商は、エース左腕・永野司投手の力が大きかった。上背のない左腕投手で、インステップして速いテンポで外角にキレの良いストレートを投げるタイプで、高校野球で勝てるタイプの投手だ。

また3番サードの山下周太選手は、準々決勝で2打数1安打2打点、準決勝で4打数3安打、決勝で4打数4安打2打点と攻撃のポイントとなっており、甲子園でのプレーをチェックしたい。そして2年生で2番ショートでプレーする池上正純選手も、フットワーク、肩、足、打撃などを見ておきたい。

第2試合 広島新庄vs横浜

広島新庄の花田侑樹投手は、182cmの右腕から145キロの速球を投げ、センバツでプロの評価を高めた。しかし、広島大会では所詮の舟入戦で3回6安打3失点と乱調で、宮島工戦では8回1/3を3安打7奪三振無失点も、準決勝の西条農戦では先発して2回1/3で2安打4四死球で3失点、一度ファーストに入り、再登板しても2回1/3で5四死球で1失点など、制球を乱している。それでもマウンド上でゆったりと投げる姿は大きく見え、評価を大きく落とす事は無いが、甲子園での投球を注目したい。

その花田投手に変わり、左の西井拓大投手が先発として好投を見せ、リリーフの左腕・秋山恭平投手も力強い球を投げる。センスの高さを見せる1番セカンドの大可尭明選手、身体能力の高い3番ライトの平田龍輝選手なども、これまで注目されてきた選手で、ショートの瀬尾秀太選手も小柄だが打撃・守備で良いものがある。

横浜は147キロ左腕の金井慎之介投手の登板というのが注目ポイントになるが、球の力はあるものの、制球の課題もまだ大きい。打撃で結果を残しており、現時点では評価は定められなさそうだ。監督が交代し野球のスタイルが変わる中で、3年生の2番センター・安達大和選手と4番捕手の立花祥希選手は、その野球にしっかりと対応し活躍を見せる。そして注目されるのは1年生、1番ショートで器用され、決勝で5打数3安打3打点の活躍を見せた緒方漣選手は、1年生に見えないほど、攻守にプレーが光っている。そして1年生エースの左腕・杉山遙希投手も、既に140キロを越す球に、制球、マウンド上の落ち着きなど、こちらも1年生には見えない。二人とも2年後の注目選手になりそうだ。

第3試合 高岡商vs松商学園

高岡商はエースの川渕恒輝投手が、スライダーを中心に動く球、そしてグッと伸びてくる直球を見せ、富山大会で安定感を見せた。そして2年生のサイドスロー・桑名勝投手もリリーフで登板し力強い球を見せると、背番号18の左腕・田中大都投手も角度があり力強い球を投げていて、甲子園で登板したら注目したい。

野手では1番ショートの石黒和弥選手が、守備と打撃でプロが注目している。また2年生で4番捕手として出場する近藤祐星選手は、打撃ではまだ粗さもあるが、富山大会決勝では4打数2安打1打点2得点の活躍を見せた。二塁まで1.9秒台の肩もあり、来年のドラフト候補としてタイムなどをチェックしたい。

松商学園は右腕の渡辺創治郎投手が、ぐっと貯めてからやや低い位置から140キロを超す球を投げる。腕の振りの良い投手で将来性をチェックしたい。主戦は2年生の栗原英豊投手で、回転の良い球を投げる左腕投手。来年に向けて確認したい。そして、やはり注目したいのは145キロ右腕の今井英寿投手。長野大会では背番号18を付けて投げるが、制球の課題はある。それでも高めに伸びていく球筋は、十分能力を感じさせる。

打線では5番サードの熊谷大生選手が準々決勝の上田西戦で3打数3安打4打点、2本塁打を放つなど、苦しんだ決勝の長野日大戦も含め、コンスタントに結果を残している。9番ながら2年生でショートを守る吉水真斗選手も守備に定評があり、来年に向けて守備、足などをチェックしたい。

第4試合 東北学院vs愛工大名電

東北学院の伊東大夢投手は、宮城大会で序盤はリリーフとして登板したが、準決勝の古川学園戦、決勝の仙台三戦は先発し完投している。大型右腕でフォームなどもややぎこちなさもあり、ロマン的なものを感じさせるが、肩や腕は柔らかく、低めに集められる制球力もある。良い球が多いものの、失点もまだある投手で、もう一つ上のランクにいけるポイントを探りたい。

愛工大名電は、愛知大会で寺嶋大希投手の安定感が光った。下半身もしっかりしており、体の軸もブレること無く140キロ中盤の強い球を投げることができる。ミットをしっかり見て投げられ、制球も安定している。やや高めに上ずる所はあるが、欠点の少ない投手で、ドラフト会議での指名も十分考えられる。パワーピッチャーの野嵜健太投手も制球など課題はあるが、140キロ中盤の球は将来が楽しみ。

そして田村俊介選手も高校最後の大会となる。投手としても十分評価できるが、打席での迫力、一発は狙わなくとも痛烈な打球は十分。一塁手で出場するため、肩や守備の部分の評価は難しいが、機会があればチェックしたい。また、田村選手の前後を打つ宮崎海選手も東邦戦での一発に、中京大中京の畔柳投手、享栄の150キロ投手陣からも結果を残し、こちらも将来が注目される。レフトを守っており、足や肩なども見ておきたい。

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