侍ジャパントップチームに広島3年目の田村俊介選手や中日2年目の育成出身・松山晋也投手などが候補

侍ジャパン

侍ジャパントップチームには大学生選手4人が最終候補となっているが、WBCに出場した村上選手や源田選手、近藤選手、宮城投手などが候補となっている他、広島の3年目で1軍10試合の田村俊介選手や、中日の2年目で育成出身の松山晋也投手なども候補に入っている。

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大抜擢

井端監督や侍ジャパン首脳陣の目で選手を選抜している。3月6日、7日の欧州代表との試合は強化試合とはいえ、昨年にWBCで世界一となったメンバーの、ヤクルト・村上選手、西武・源田選手、ソフトバンク・近藤選手、オリックス・宮城投手などが候補となっている。そしてその中にプロでまだ実績の少ない若手選手と大学生選手が抜擢される可能性がある。

最終候補に入っていると報じられた広島の田村俊介選手は、愛工大名電で二刀流として注目され、プロでは外野手として2年間プレーも1軍出場はまだ10試合にとどまっている。しかし、昨年は開幕1軍を勝ち取ったほか、9月に初スタメンで初安打を記録してから6試合連続安打を記録した。投球を受けて左手小指を骨折して終えることになったが、その打撃を井端監督が視察し、今回の侍ジャパントップチームの最終候補に残った。

また、中日の松山晋也投手は一昨年のドラフト会議で育成ドラフトで指名され、ルーキーだった昨年の6月に支配下登録されると、1軍で36試合に登板し17ホールドを挙げた。156キロの速球が注目され、井端監督の目に留まった。その他に横浜DeNAの成長株・山本祐大捕手も候補となっている。

大学生では明治大の宗山塁選手、青山学院大の西川史礁選手、愛知工業大の中村優斗投手、関西大の金丸夢斗投手の4人が最終候補に残っており、選ばれればWBCの世界一メンバーと共にプレーをする大変貴重な時間となる。

2月中旬に正式メンバーが発表となる。

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