大阪経済大が龍谷大に勝利、194cmの小山純平投手は粘りの投球

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 関西六大学は大阪経済大vs龍谷大の3回戦が行われ、大阪経済大が3人の投手で完封リレーし龍谷大から勝ち点を挙げた。

関西六大学の下克上

 関西六大学では京産大や龍谷大が常に優勝争いに絡み、最近では大阪商業大が勢いを盛り返して昨年秋にリーグ制覇を果たした。この3チームが強豪チームだが、今季は大阪学院大が勝ち点2を奪い、大阪経済大もこの日、龍谷大を破って勝ち点2とした。

 これで勝ち点2は、大商大、大経大、大院大の3チームとなり、京産大、龍谷大の勝ち点1を上回った。大阪学院大と大阪経済大による下克上が始まっている。

 

大阪経済大

 大阪経済大は昨年のドラフト会議で、190cm右腕の長江翔太投手が育成ドラフト2位で指名されている。リーグ戦ではそれほど実績を残せなかったが、広島、巨人の入団テストを受けるために退部し、その実力が認められてのプロ入りだった。

 今年も面白い投手がいる。194cmの身長から145km/hの速球を投げるという小山純平投手がこの日先発すると、5回1/3で7安打を許しながらも3奪三振1四球で粘って得点を与えなかった。

 この小山投手は今季は神戸学院大2回戦で先発して5回2/3を投げて2安打6奪三振で無失点と好投すると、龍谷大との1回戦で先発を任され、6回を4安打5奪三振2四球で1失点と好投した。まだ実績は多くないものの成績を残し始めている。成績だけを見ると粘りの投球ができる投手のようだが、気になる投手だ。

 またこの日はリリーフで登板した久米投手が2回をノーヒット4奪三振で無失点に抑えた。久米投手は昨日も2回をノーヒット4奪三振、神戸学院大戦でも2回2/3で2安打7奪三振と、三振を奪える左腕投手のようだ。尼崎北高校出身の投手ということで、情報をお寄せください。お願いします。

 

益々熱くなる

 関西六大学リーグからは毎年のようにプロ注目の選手が登場し、プロ野球で活躍をした選手も多い。リーグ戦が激戦になればなるほど、選手も磨かれ経験を積み、社会人やプロ野球で活躍する選手が出てくる。関西六大学出身の選手に注目だろう。

 

大経大、龍谷大下し勝ち点2/関西六大学 - サンケイスポーツ:2014/5/3

 関西六大学野球リーグ第4節第3日は2日、大阪市舞洲スタジアムで3回戦1試合が行われ、大経大が龍谷大を3-0で下し、勝ち点2とした。

 大経大は加賀が先制の犠飛と七回の適時打で2打点の活躍。藤田元も七回にソロ本塁打し、3投手のリレーで龍谷大打線を封じた。

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