連覇を狙う聖隷クリストファー(静岡)のエース左腕・高部陸投手(3年)が、夏の高校野球選手権静岡大会4回戦の浜松学院興誠戦で今夏初先発した。立ち上がりから自己最速タイの150キロを連発し、6回を4安打8奪三振無失点。90球の好投でチームを9-0の7回コールド勝ちに導き、5年連続の8強進出に貢献した。
自己最速タイ150キロ連発、テンポ良く6回を無失点
初回に打線から4点の援護を受けた高部陸投手は、気温35度の猛暑の中、立ち上がりから自己最速タイの150キロを連発。「点数もあったので打たせて取ることを意識しました」(スポーツ報知)と、テンポ良く5回まで「0」を並べた。
圧巻は6回だった。四球と連打で無死満塁のピンチを背負い、上位打線と対峙する場面でギアを一段上げた。「ここは1点も取られてはいけない。打者1人1人と真っ向勝負した」(日刊スポーツ)と気迫を込め、続く2番打者を143キロの直球で、3、4番を鋭く曲がって落ちるスライダーで3者連続三振を奪い、ホームを踏ませなかった。この回を無失点で切り抜け、勝利を大きく手繰り寄せた。
90球で6回を4安打8奪三振無失点。「気持ちの入った出力の高い球を投げられたと思う。チームにリズムをもってこられて良かった」(日刊スポーツ)と話した。
同学年のライバル左腕に刺激、連覇へあと3勝
同じサウスポーのライバルたちの活躍が刺激になっている。今春のU18日本代表候補強化合宿でともに汗を流した高岡第一(富山)の前田侑大投手は、最速156キロを誇る本格派で、今夏の大会中にノーヒットノーランを達成した。前日20日には、昨夏の甲子園で活躍し同学年で“四天王”とうたわれた沖縄尚学の末吉良丞投手が、沖縄大会を制して甲子園の切符をつかんだ。
末吉投手や前田投手の快進撃に、高部投手は「やっぱり、自分も負けてられないと思った。これからも自分らしい投球をして、チームを勝たせていきたい」(日刊スポーツ)と闘志を燃やす。準々決勝は23日に桐陽と対戦する。悲願の連覇まで、あと3勝。最後の夏にどんな投球を見せるかに注目される。
【高部 陸】 プロフィール
- 氏名: 高部陸
- 所属: 聖隷クリストファー高校(3年)
- ポジション: 投手
- 投打: 左投
- 主な特徴や実績: 自己最速150キロの直球を武器とするプロ注目の左腕で、同学年の“四天王”に数えられる存在。今夏初先発となった静岡大会4回戦の浜松学院興誠戦では、自己最速タイの150キロを連発し、6回を4安打8奪三振無失点と好投した。6回無死満塁のピンチでは上位打線を3者連続三振に仕留める圧巻の投球を見せ、5年連続の8強進出に貢献。連覇を目指す。










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