父の背中を追い、甲子園を夢見た最後の夏が終わった。24年夏に甲子園出場を果たした掛川西のエース・古岡都暉投手(3年)が、第108回全国高校野球選手権静岡大会の4回戦でノーシードの藤枝明誠と対戦し、1-5で敗れた。この試合で自己最速を4キロ更新する144キロを計測しながらも、準々決勝進出はならなかった。
立ち上がりに崩れた投球、それでも自己最速を更新
古岡都暉投手は立ち上がりから流れをつかめなかった。初回1死満塁のピンチで、自らの失策から2点を献上。さらに続く遊ゴロの間にも三塁走者の生還を許し、傷口を広げた。3回を投げて3安打5四死球5失点(自責2)で降板となった。
それでもこの日は自己最速を4キロ更新する144キロを計測し、全力で投げ抜いた。試合後、古岡投手は「疲れはなく、暑さにも負けていませんでしたが、夏の独特の雰囲気にのまれてしまいました」(スポーツ報知)と、思い描いた投球ができなかった悔しさを口にした。
松坂世代の父が歩んだ道、そして仲間との絆
古岡投手の父・基紀さんは、1998年夏の甲子園で京都成章のエースとして準優勝を果たした「松坂世代」の左腕だ。決勝では横浜・松坂大輔と投げ合った経歴を持つ。甲子園を知る父の背中を追い、エースとしてマウンドを託された右腕は、父と同じ舞台に立つことが目標だった。
しかし、それは叶わなかった。それでも試合後、仲間からかけられた「古岡で負けたなら仕方がない」という一言が胸に残ったという。「仲間の大切さを感じました。高校野球を今までやってきた意味を改めて実感しました」(スポーツ報知)と3年間を振り返った。大学進学後も野球を続ける予定で、悔しさも仲間との絆も、次の舞台へと持っていく。
【古岡 都暉】 プロフィール
- 氏名:古岡都暉
- 所属:掛川西高校(3年)
- ポジション:投手
- 投打:右投
- 主な特徴や実績:1998年夏の甲子園で京都成章のエースとして準優勝した松坂世代の左腕・基紀さんを父に持つ右腕。この夏の静岡大会4回戦では自己最速を4キロ更新する144キロを計測し、最後まで全力で腕を振った。父と同じ甲子園を目指した最後の夏は4回戦で幕を閉じたが、大学でも野球を続け、仲間との絆を胸にさらなる成長を目指す。

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【高校野球】父は松坂世代で98年夏の甲子園準V左腕 掛川西のエース・古岡都暉が涙の終戦「仲間の大切さを感じました」…静岡大会 - スポーツ報知
24年夏の甲子園出場の掛川西は、ノーシードの藤枝明誠に1―5で敗れ、準々決勝進出を逃した。エース・古岡都暉投手(3年)の父・基紀さんは、1998年夏の甲子園で京都成章のエースとして準優勝し、決勝では






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