神奈川県勢初の4季連続甲子園出場を狙う横浜高が7月21日、第108回全国高校野球選手権神奈川大会の準々決勝で市ケ尾を11―4の8回コールドで下し、4強入りを果たした。先発を託された2年生左腕・小林鉄三郎投手は、初回先頭への初球で自己最速を1キロ更新する150キロを計測。3回2安打無失点、3奪三振と好投し、県内37連勝に貢献した。
初回先頭への初球で150キロ、直球主体で3回0封
ノーシードから初の8強入りを果たした県立進学校・市ケ尾を相手に、マウンドを託されたのは2年生の小林鉄三郎投手だった。初回、先頭打者への初球でいきなり自己最速を1キロ更新する150キロを計測すると、その後も140キロ台後半の直球を連発。3回を2安打無失点に抑え、3奪三振と危なげない立ち上がりを見せた。
試合後、小林投手は「結構、気合が入っていて、今日は飛ばしていきました。自分は真っすぐの質を求めているんですが、150(キロ)という数字が出たのはうれしいという気持ちは少しあります」(スポーツ報知)と、控えめに最速更新を喜んだ。真っすぐの質を追い求める左腕にとって、大台到達は確かな手応えとなった。
川上慧の2ランなど11安打11得点、5戦連続コールド勝ち
小林投手の好投を打線が力強く援護した。6回には4番・川上慧内野手(2年)が右越えの2ランを放つなど、チームは11安打11得点。8回コールドで市ケ尾を突き放し、これで5戦連続のコールド勝ちを決めた。
この勝利で横浜高は県内の連勝を37に伸ばした。神奈川県勢初となる4季連続甲子園出場に向け、投打がかみ合った完勝で4強へ駒を進めた。
夏の頂点へ、2年生左腕が示した成長
織田翔希投手や池田聖摩選手、小野舜友選手など3年生が揃う中で、2年生の小林投手、川上選手が力を発揮し、存在感を見せる。昨年も阿部葉太選手、奥村凌大選手、為永皓選手、奥村頼人投手など3年生が、織田投手など2年生としっかりと融合し、2年生に思い切りプレーをする環境を作ったように、これが横浜高校の伝統として引き継がれていく。
4季連続甲子園という目標に、横浜高の戦いはさらに続く。
【小林 鉄三郎】 プロフィール
- 所属:横浜高校(2年)
- ポジション:投手
- 投打:左投
- 主な特徴や実績:真っすぐの質を追い求める2年生左腕。神奈川大会準々決勝の市ケ尾戦では先発を託され、初回先頭への初球で自己最速を1キロ更新する150キロを計測。140キロ台後半の直球を連発し、3回2安打無失点、3奪三振と好投してチームの県内37連勝に貢献した。直球にさらに磨きをかけ、上級生となる来季以降の飛躍が期待される。








コメント