慶大・谷田成吾選手が2戦連発、藤本知輝選手も後輩に意地の1発でプロ志望表明

谷田成吾, 藤本知輝, 慶応大

 東京六大学リーグでは慶大vs東大の試合が行われ、慶大の3年生で来年のドラフトの目玉・谷田成吾選手が2試合連続ホームランを放った。また、今年のドラフト候補・藤本知輝選手も特大のホームランを放ち、試合後にプロ志望を表明した。

ホームランの共演

 3年生の谷田成吾選手と4年生の藤本知輝選手は共に慶応義塾高校から慶応義塾大学に進み、約5年間の先輩後輩の関係にある。その中で、谷田成吾選手は中学時代に騒がれて高校に入学すると高校でも70本以上のホームランを放って高校代表にも選ばれるなど注目された。

 藤本選手も高校時代は主軸として活躍したものの、2010年は3番レフト藤本、4番ファースト谷田という打順だった。大学でも谷田選手が3番を打っており藤本選手は5番を打っている。そしてこの日、谷田成吾選手が初回に2試合連続となるホームランを放つと、藤本選手は6回にレフトスタンドの中段に特大のホームランを放った。

 試合後に藤本選手は「後輩に見せられたので狙っていた」と話し、狙ってホームランを放った。

 

一足先にプロへ

 藤本知輝選手は右の大砲候補として中日や阪神などが注目していると報道されている。そして藤本選手もこの日、プロ志望届について「出します」と話し、プロ志望を表明した。追いかけてくる後輩に対し、一足先にプロの世界に入り来年の谷田成吾選手を待ち受ける。

 一方、谷田成吾選手は初回にストレートとレフト方向に流し打つと、フェンスぎりぎりかと思われた打球が風にも抑えれてスタンドに入った。不調の東大・石上投手だったとはいえ流してのスタンドインは、バットで打球に回転をかけて遠くに運ぶセンスを見せ、藤本選手や横尾俊建選手のようなパワーだけではないバッティングを見せた。

 藤本選手が常に先を行き、そしてそれを越えながら追いついてきた谷田選手、おそらくプロで待っている藤本選手を追いかけることになる。

 慶大・谷田が2試合連続本塁打を放った。初回1死二塁、カウント3ボールから外角直球を流し打ち、左翼席に運んだ。今春の最終戦から「3試合連発」となり「真っすぐを待っていた。行ったと思った」と振り返った。また、今秋ドラフト候補の藤本知も6回2死二塁から今季1号となる2ランを左翼席に運び「後輩に(本塁打を)見せられたので、狙っていた」と胸を張った。

 六回には4年生の藤本知が今季初本塁打となる2ラン。谷田の活躍に触発され「燃えるものがあった。狙っていた」と言う。3年生の中軸打者が2連覇を狙うチームに好影響を与えている。


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