日体大が延長16回勝利、東妻勇輔投手、松本航投手の好投にプロスカウトも評価

松本航, 東妻勇輔, 日本体育大

負ければ優勝の可能性が消えるこの試合で、日体大のドラフト1位候補・東妻勇輔投手と松本航投手が熱投を見せ、延長16回での勝利を手にした。

タイブレークも無失点に抑え続ける

この日の日体大vs武蔵大の3回戦で、日体大が敗れれば優勝の可能性が無くなる大事な試合だった。東妻勇輔投手も松本航投手も先発をしなかったが、0-0で迎えた6回から、まず東妻投手が登板する。

東妻投手は自己最速にあと1キロに迫る最速152キロの速球と、自らが信頼できる球としているスライダーで4回を無失点、9回2アウト満塁のピンチでもスライダーでサードゴロに打ち取った。「あそこでスライダーを投げられたのが自分の強み。一番いい球を投げきれた」と話した。4回2安打無失点だった。

0-0は延長12回まで続くと、タイブレークに突入する延長13回からは、松本航投手が登板した。前日に先発し82球を投げている。その松本投手は、13回から16回までの4イニングのタイブレークを無失点に抑えた。特に13回から15回までは味方が表の攻撃で1点も奪えず、1点を失えれば優勝が消える、ノーアウト1,2塁のタイブレークを、3度抑えきった。しかし14回には1アウト2,3塁から連続三振を奪うなど、最速148キロの速球で押して、4回をノーヒットで無失点、8つの三振を奪った。

プロスカウトも絶賛

ドラフト1位候補にも名前が上がる二人、オープン戦でも格の違いを見せつけるような投球を見せ、リーグ戦でも盤石な二人の投球が予想された。しかし、先発して思うような投球ができない試合もあり、また打線とかみ合わずに東海大とのカードでは勝ち点を落とした。

それでも実力のある二人は、この日の負ければ終わりという試合で、心底からの目いっぱいの投球を見せ、この投球を見たプロのスカウトは絶賛出ざるを得ない。

この日は日米5球団のスカウトが視察に訪れ、東妻投手について中日の山本将道アマスカウト東日本統括は「球威があるし、コンスタントに140キロ台後半が出ている。球の力は上の方ですね」と評価した。また、松本投手について東京ヤクルトの丸山スカウトは「バントもできないような、力のあるいい球を投げている」と絶賛した。

優勝の可能性を残し、東妻投手、松本投手の本気を越えた投球が見られ、リーグ戦の熱い戦いはまだ続く。

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6回からは同じくドラフト1位候補・東妻(あづま)勇輔投手(4年=智弁和歌山出身)が救援し、4イニングを無失点。9回2死満塁の一打サヨナラの場面ではストライクからボールになるスライダーで三ゴロに斬り「あそこでスライダーを投げられたのが自分の強み。一番いい球を投げきれた」と納得の表情。自己最速にあと1キロの152キロをマーク。日米5球団のスカウトが視察し、中日の山本将道アマスカウト東日本統括は「球威があるし、コンスタントに140キロ台後半が出ている。球の力は(大学生で)上の方ですね」と話した。

0―0の13回に無死一、二塁から始まるタイブレークに入ると、21日に先発で82球を投げた松本航が救援。「ホームを踏ませるかという気持ちで投げた」と14回1死二、三塁で連続三振を奪うなど、最速148キロの直球を主体に4回無安打無失点8奪三振で今季3勝目(連盟規定によりタイブレークの記録は勝敗のみ)。ヤクルト・丸山泰嗣スカウトは「バントもできないような力のあるいい球を投げている」と絶賛した。153キロ右腕・東妻(あづま)も6回から4イニングを2安打無失点。最速152キロを計測し、9回2死満塁ではスライダーで三ゴロに仕留め「一番いい球を投げきれた」と胸を張った。


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