近大トリオは3人ともプロ志望、村西投手は「155キロ目指す」

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

近畿大は1月9日に今年の練習を開始し、プロ注目トリオの谷川刀麻選手、中川智裕選手、村西良太投手はそれぞれプロ入りへの思いを口にした。

もちろんプロは行きたいです

プロ注目の3選手はそれぞれポジションが違う。谷川選手は星稜高校時代から二刀流と注目され、昨年春には148キロの球を投げていた。しかし肩痛で打者に専念した昨年秋は、12打点を挙げて打点王となり、リーグ打率2位の.356も記録し、高い能力を見せた。今年は主将としてチームを引っ張り、投手として投げるという。その谷川投手は「勝負の年と思ってるので」と意気込みを見せプロ入りへの思いを口にした。そして「評価してもらった方で頑張りたい」とプロでは投手、打者と評価された方に絞ってプレーするという。

村西投手はスリークォーターから152キロの速球を投げ、主にリリーフとして昨年秋に頭角を現した。今年は「155キロを目指していきたいです。」と話し、そして「もちろんプロは行きたいです」とプロ入りに向けた気持ちを語った。

中川選手も186cm93kgの体があるが、ショートで動きの良さを見せる選手で、「打撃でアピールできるようにしたい」と話した。

昨年は東洋大の3投手が注目されたが、今年は大商大に大西広樹投手、橋本侑樹投手、小野寺暖外野手の3人の注目選手がおり、近畿大にも注目トリオがいる。関西の大学を中心にスカウトが足繁く通う事になりそうだ。

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スリークオーター気味のフォームから最速152キロを投げる右腕の村西は「155キロぐらいは目指したい。投げる試合は全部勝つぐらいの成績を残したい」と意気込みを示した。

また、投手と野手の「二刀流」で主将でもある谷川は「勝負の年と思ってるので」と意気込み、中川は「変化球への対応が課題だと思っています」と話した。

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