千葉ロッテドラフト1位・松永昂大投手が仮契約、背番号28

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 千葉ロッテはドラフト1位で指名した大阪ガス・松永昂大投手と仮契約を結んだ。契約金1億円、年俸1500万円。背番号は28。

 松永投手は大阪ガスで151kmの速球を記録した左腕投手。キレの良いスライダーは関西国際大時代から注目されており、ドラフト上位候補となっていたものの、社会人入りを選択した。今年のドラフトでも指名後に、「野球人でない人の意見を聞いてプロ入りするかどうかを決めたい」と話すなど、慎重にプロ入りを検討した。

 いろいろな因縁がある。千葉ロッテが昨年のドラフト4位で獲得し、今年新人王を獲得した益田直也投手は関西国際大の1年後輩、プロでは先輩の益田について「益田の負担を減らしたい」とあくまで先輩としての意見を見せた。

 また、今年のドラフトでオリックスに1位指名された大体大・松葉貴大投手は大学に外野手として入学したが、左投げの松永昂大投手を攻略するための打撃投手としてマウンドに登ったことがきっかけで投手としてプロ入りを果たすまで成長した。大学ではその松葉投手と対決し敗れたこともあった。

 同じ年のドラフト1位として、大学時代からのライバルとして、また「松松対決」として注目されるだろう。

 ロッテからドラフト1位で指名された大阪ガスの松永昂大投手(24)が30日、大阪市内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円、年俸1500万円+出来高(金額はいずれも推定)で仮契約した。背番号も「28」に決定。即戦力の期待がかかる左腕は「ほっとしました。これからは野球人として成長していきたい」と話した。

 

 1学年下の“先輩”との共闘を誓った。今季、新人王を獲得した益田は関西国際大時代の後輩。ドラフト当日に連絡を取り合うなど仲がよく、1年目の目標にも「益田の負担を減らしたい」を掲げた。昨年には、益田が契約後に寮に持ち帰ってきたユニホームを勝手に着用。導かれるように同じチームで、再会することになった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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