阪神、ドラフト1位・岩貞祐太投手とドラフト5位・山本翔也投手が1軍キャンプへ

岩貞祐太, 山本翔也

 阪神の中西投手コーチがドラフト1位の岩貞祐太投手について、1軍キャンプメンバーに入れた上で開幕1軍メンバーを能見投手や榎田投手などと競争させることを話した。また球団関係者がドラフト5位の山本翔也投手も1軍キャンプメンバーに入っていることを明かした。

左腕3枚

 中西コーチによると、来年の先発は右3枚、左3枚を想定しているという。今のところ、右は藤浪晋太郎投手とメッセンジャー投手が、左は能見篤史投手がほぼ確定している。左では榎田大樹(2010年ドラフト1位)、岩田稔(2005年希望枠)、筒井和也(2003年自由枠)などが候補だが、ドラフト1位の岩貞祐太投手も加えた4人のうち2人を先発ローテーション枠に抜擢する。

 中西コーチも「体はある程度できている。榎田の1年目のイメージで考えている」と話した。榎田投手がキャンプで勝ち残り開幕1軍入りを果たしたように、岩貞投手にも開幕1軍を期待している。

 

山本翔也投手も高い期待

 また、ドラフト5位で指名した山本翔也投手にも高い期待が寄せられている。球団関係者が「左の中継ぎ候補として連れていく。おもしろい球を投げる」と1軍キャンプ入りを示唆した。王子時代には先発、リリーフでフル回転した左腕だが、先発に回る榎田投手や筒井投手に代わるリリーフ左腕投手として期待しており、担当の北村スカウトは「新人の中では最初だろう」と、一番最初に1軍で出場すると予言している。

 140km/h前後のストレートだが躍動感のあるフォームと、多彩な変化球で社会人で実績を積んだ25歳の左腕投手は1年目から勝負になる。

 投球制限など徹底管理した今年のドラ1・藤浪とは対照的だ。「高校生じゃない。藤浪ほどのブレーキはかけない。体はある程度できている。榎田の1年目のイメージで考えている」。この日、大阪市でトークショーを行った同コーチが、調整プランを説明した。2011年に東京ガスから入団した榎田は、2月13日のヤクルトとの練習試合(宜野座)で対外試合デビュー。そこから競争を勝ち抜き、開幕1軍をゲットした。

 練習環境でも特別扱いするつもりはない。藤浪はペースが乱れないように、春季キャンプでは一番最後にブルペン入りしていた。しかし、岩貞にはブルペン投球の段階からライバルを意識させることになる。「左投手ばかり投げさせる試合はあるかもしれない」と、実戦登板まで含めて、競争漬けとなりそうだ。

  「左の中継ぎ候補として連れていく。おもしろい球を投げる」

 球団関係者が、来春の宜野座キャンプの参加メンバーに山本が入っていることを明かした。

 王子からドラフト5位で入団。躍動感のあるフォームから直球、スライダー、カーブなどを投げる。法大時代は東京六大学でのリーグ戦登板はわずか3試合だったが、社会人になって成長した遅咲きの左腕だ。

 11月中旬に仮契約を結んだ際、担当の北村スカウトが「新人の中では最初(に1軍出場する)だろう」と予言したが、和田監督ら現場サイドも同じ考えだった。


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