報徳学園2年・今朝丸裕喜投手が享栄相手に15奪三振1失点完投勝利

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享栄と練習試合を行った報徳学園は、2年生右腕の今朝丸裕喜投手が9回15奪三振1失点の回答を見せた。

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ドラフト候補左腕に投げ勝つ

152キロ左腕の東松快征投手と先発をした報徳学園の今朝丸裕喜投手は初回、3ベースヒットとタイムリーヒットを許して1失点したものの、最速143キロのストレートと得意のフォーク、スライダーで享栄打線から次々と三振を奪っていく。

2回以降は5安打無失点に抑えると、9回までに15個の三振を奪い、9回15奪三振1失点で完投、2-1で勝利した。東松投手には「特に意識していなかった」と話したが、「自信になりました」と話し、「夏は1点で負けることもある。初回からしっかり抑えていきたい」と立ち上がりの1失点について反省した。

2年生だがこの春の大会に背番号1を背負った。大角監督も「無駄な四球がなく、変化球でカウントを取れるので直球が生きている」と評価し、強化された下半身で制球が安定しているエースのピッチングを評価した。

現在の高校2年生では、同じ兵庫に148キロの速球を投げる神戸国際大付の津嘉山憲志郎投手がいる。こちらも1年時からチームの柱的な活躍をしており、ともに強豪チームのエースとしてこの夏、そして来年までライバル関係が続きそうで、ともに大きく成長して行きそうだ。

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