三重の150キロ右腕・中山勝暁投手が敗戦、12球団18人スカウト視察しプロ志望表明

中日ドラフトニュース 高校野球ドラフトニュース 広島カープドラフトニュース 2023年ドラフトニュース 千葉ロッテドラフトニュース オリックスドラフトニュース

三重・高田高校で最速150キロ超の球を投げる中山勝暁投手が、初戦で強豪の三重高に敗れ、短い夏が終わった。試合後にはプロ志望を表明した。

スポンサーリンク

医師かプロか

優勝候補の三重高との初戦に先発した中山勝暁投手は、序盤から140キロ台の威力あるストレートを投げる。しかし2回2アウト1塁の場面で二塁打で同点に追いつかれると、味方のエラーで勝ち越しを許した。5回までに8安打を許す苦しいピッチングとなった。「初回はゾーンで勝負できていたけど2回から5回がよくなかった」と話した。

それでも「フォームの乱れに5回に気づいたので、後半は修正できた」と、後半は変化球を使い粘った。そして最速146キロのストレートも威力を見せた。7回以降は右足がつった状態だったが、高校野球最後の試合を最後まで投げ続けた。8回完投、9安打3奪三振7失点、試合後には「もっとやりたかったなという気持ちがこみ上げてきた」と話した。

この日は12球団18人のスカウトが視察をした。

広島・松本スカウト:「春と比べて直球が狙った所に投げられていた。変化球でも腕が振れて、キレもいい」

中日・米村シニアディレクター:「きょうの結果にかかわらず、これからも鍛錬を積んでほしい」

中日・清水スカウト:「球が強い。素材の部分はかなりいい」

オリックス・谷口スカウト:「体があって、馬力がある。もう一つ変化球があれば勝負できるのでは」

千葉ロッテ・田中スカウト:「まっすぐに力がある。回転数を含めて、そこに魅力や可能性がある」

中山投手は試合後に、「出します。より高いレベルでやってみたい。秋まではプロを目指しながら、勉強もおろそかにせず過ごして、指名がなければ大学を受けます」とプロ志望届を提出する事を明らかにした。祖父は医師で中山投手も進学校で勉学に励み、医師を目指してきたが、「一番の決め手は練習で150キロが出た時。高校野球では計り知れないレベルだとは思うけど、そういう人たちとやってみたい」とプロ志望の意思を固めた。ドラフト会議では支配下での指名があればプロへと進む。

スカウトのコメントを見ても素材を評価しており、昨日の投球を見る限りは、個人的には育成ドラフトでの指名という評価になる。しかし、中山投手の可能性を感じ、支配下ドラフトで指名する球団もあるのではないかと思い、ドラフト会議では下位での指名となりそうだ。

2024年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
夏の高校野球・三重大会(2023)の注目選手、ドラフト注目度B
夏の高校野球三重大会の注目選手です。ドラフト注目度B。
【三重】高田の150キロ右腕・中山勝暁が初戦敗退…医師を目指しながらプロ志望届の意向 - スポーツ報知
 東西東京、埼玉、千葉などでも開幕し、球児の夏が本格化した。三重では高田のプロ注目最速150キロ右腕・中山勝暁(3年)が、12球団18人のスカウトが集結する中、夏2連覇中の三重に8回7失点で初戦敗退。
Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。
三重・高田”文武両道”の好投手、中山勝暁は完投も初戦敗退 今後は「レベルの高いところで」プロ志望表明【高校野球】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇8日 全国高校野球選手権三重大会1回戦 三重7―1高田(ドリームオーシャンスタジアム) 高田のプロ注目の最速150キロ右腕、中山勝暁...
「プロと医師」二刀流目指す高田・中山勝暁7失点で散る「より高いレベルで」プロ志望表明/三重 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ
「医者とプロ」の両方を志す注目右腕の高田・中山勝暁投手(3年)が初戦で散った。V3を狙う三重の強力打線につかまり、7失点と崩れた。試合後にはプロ志望を明言した… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント