高校野球青森大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球青森大会が7月9日に開幕する。

一昨年は4人のプロ野球選手が誕生し、昨年も八戸工大一の古屋敷匠真投手や弘前東の鳥谷部慎吾投手が注目されたものの、ともに進学を選択した。古屋敷投手は法政大学、鳥谷部投手は日本体育大に進学している。

今年も投手、野手に素晴らしい能力を見せる選手がおり、ドラフト注目度はB。

地区

昨年夏は青森山田が八戸学院光星を破り甲子園に出場、2強対決だった。秋は青森山田が優勝し弘前東が準優勝、ベスト4に八戸学院光星と八戸高専が入った。しかしセンバツには出場できなかった。

春はその青森山田がベスト4から消え、優勝は八戸学院光星、準優勝は弘前東、ベスト4に弘前工と青森高が入っている。優勝は二強が独占しているものの、やや勢力図も変わってきたか。

他には弘前学園聖愛、八戸工大一、大湊などが優勝を争う。

注目選手

八戸学院光星の福山優希投手は、今年春に148キロを記録した。175cm74kgとまだ大きくない身体でこのスピードをを記録し、フォークボール、カットボールも良く評価されている。体ができてきたら150キロは出すだろう。

弘前東の桜庭佑希也選手は昨年秋に3試合連続3本塁打、今年春も2本塁打で高校通算は44本塁打を記録する。左のスラッガーとして注目しているスカウトは少なくない。

その他の注目選手

投手では、好投手を毎年育てる八戸工大一から、今年も145キロ右腕が出てきている。向井龍介投手は177cmの右腕で入学時は125キロだった球速が、2年秋に137キロ、そして3年春に145キロを記録した。弘前東は投手も良い。沢田吉伸投手は180cmの左腕で2年時に130キロ中盤を記録している。チームは鳥谷部投手など左腕の育成に定評があり、沢田投手も成長をした。

八戸高専は関琢朗投手が昨年秋ベスト4の立役者。178cm85kgの右腕で重い速球を投げ、習得したスライダーのキレが鋭い。勝負強さもある投手。三沢高校の蛯沢岳朗投手は130キロ後半の速球を投げる。

野手では昨年夏の甲子園で2打席連続ホームランを打った青森山田の中沢樹希也選手が3年生となる。170cmと身長は高くないが、厚い胸板など筋肉満載で当たったときの打球は怖さも感じさせるほど。八戸学院光星打線は強打者が並ぶ。4番の東健太郎選手は180cm80kgの左打者で、春に長打力が開花しホームランを量産し始めた。長南佳洋選手は173cmながら素晴らしい打球を打ち主軸を打つ。矢野虎弥選手も左打席から鋭い当たりを飛ばし、恐怖の左打線。

青森高校の須藤広暉選手はショートで好守備を見せ、また1番バッターとしてチームを引っ張り、春のベスト4入りに貢献した。弘前工の阿保楓真選手もセカンドで攻守を見せ、また打っては4番で攻守の柱。弘前工では木村仁選手が春に2打席連続ホームランを打った。180cmの右バッター。

下級生では八戸学院光星の武岡龍世選手が、ヤングリーグの日本一、世界大会で準優勝など少年野球時代から注目されており、八戸学院光星に入学すると、大学生との練習試合でいきなりホームランを放った。50m6.1秒の足もあり、1番ショートとして注目されている。

青森山田の2年生・堀田賢慎投手は181cmの右腕で球速は135キロを記録している。来年の注目投手の一人、また同じく2年生の左腕・平沼海斗投手は、中学時代にシニア日本一になった実力派の左腕投手、今年春は不調だったが期待をしている。

優勝予想

投打に軸がある八戸学院光星と弘前東が力があるが、青森山田も2年生投手を中心にチームの状態を上げてきそう。シード校が順調に勝ち上がり、準決勝、決勝での対決となりそうだ。

2018年度以降-高校生-青森県のドラフト候補リスト

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