高校野球奈良大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度C

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夏の高校野球奈良大会が7月14日に開幕します。

昨年はドラフトで指名された選手はいなかったが、智弁学園の太田英毅選手が2年夏、3年春の甲子園でホームランを放つなど、大型内野手として注目された。現在は立教大に進んでいる。

今年も内野手も注目選手がいるが、それに続く選手が少ない印象でドラフト注目度はC。

地区

昨年は天理が奈良大付に2-1で接戦をものにして勝利し、甲子園出場をしている。秋の新チームでは智弁学園が王座奪還、準優勝に高田商、ベスト4に法隆寺国際、天理が入った。智弁学園がセンバツに出場すると、当初はそれほど評価されていなかったものの、安定した投手力を見せて実力の高さを見せた。

今年春も智弁学園が優勝、高田商が準優勝、ベスト4に天理と橿原学院が入った。

他にも奈良大付などが甲子園を争う。

注目選手

天理高校の太田椋選手が、昨年夏の甲子園でひときわ目を引く遊撃手としての守備を見せた。フット―ワークに優れ、一歩目の反応も良く、送球も正確で安定していた。守備職人だったが、181cmの上背もあり、秋から今年にかけては長打力も非常についてきた。当初はプロへの意思があるとみられていたが、大学進学という話も聞かれれており、進路が注目される。

その他の注目選手

智弁学園では投手の伊原陵人投手は安定感抜群の170cmの左腕、川釣聖矢投手は182cmの右腕で143キロの速球を投げる。また打線でも179cmの左の主砲・岡野龍太選手が左右に長打を打ち、捕手で主軸の小口仁太郎選手は184cmの体がありパワーもある。また、2年生で主軸を任されている塚本大夢選手はセンバツではノーヒットもこの春は6本塁打を放った。

左向澪選手は50m5.7秒の足があり、2年生の坂下翔馬選手はセカンドの守備ですでに県NO.1という評価も、そして2年生の藤村健太選手は長打力を見せており、1年生の三田智也選手がすぐにショートのスタメンに入った。さらに1年生で期待の捕手・佐藤尊将選手はこの夏にベンチ入りをした他、やや投手が薄いといわれる中で、1年生の左腕・荒川翔太投手が春に結果をだしてエース候補となっている。さすがの選手層を誇る。

他に投手では登美ヶ丘の鷲尾昂哉投手は182cmの長身右腕でキレイなフォームで投げ注目される。郡山高校の染川航大投手は187cmの右腕でキレイなフォームが特徴。法隆寺国際の柚留木優太投手も179cmの右腕で130キロ後半を記録、制球に課題があるものの球威が魅力。

天理も投手力が課題と言われていたが、サイドスローからの変幻自在な投球をする一文字隼投手が出てきて頼れる存在になった。高田商の赤井秀也投手は178cmの右腕、制球力重視で変化球も良い。生駒高校の藤本大夢投手も伸びのあるストレートを投げる投手、西大和学園の中西遼昌投手の伸びやかなフォームが特徴。

野手では高田商の設楽大智選手が、180cmの捕手でセカンドまで2.0秒の送球にプロのスカウトも将来性を評価している。春は2本塁打とパンチ力もある。奈良高校の村井亮太選手は俊足でヒットを量産し、守備範囲の広い守備も魅力。池田智哉選手も173cmと体はあまり大きくないが、4番ファーストでパンチ力十分の選手。

天理の今村啓人選手は打撃や足で能力が高い選手、青翔高の有本琉冴選手は160cmと小柄だが、粘り強い打撃を見せる。

下級生では橿原学院の金重直人投手が力のあるストレートで勝負する投手で、2年春はエースとなった。法隆寺国際の丹羽拓哉投手も春にエースナンバーを背負う。天理の1年生・江口巨樹選手は今年春にサードで出場、守備力は2,3年生と同じ力があると評価された。

優勝予想

決め手というものはないものの、選手層からいくと智弁学園が抜けている印象。投手力、打線で他を引き離しており、新戦力も加わり期待十分。

元々、智弁か天理かという奈良県で、高田商は安定した力を見せている。智弁学園の対抗1番手を担いたい。

組み合わせでは智弁学園と天理が勝ち上がれば準決勝で当たり、反対側のシードは高田商と橿原学園、好投手を持つチームがこれらの強豪を倒せるか、そしてベスト4はどんな顔ぶれになるか注目したい。

2018年度以降-高校生-奈良県のドラフト候補リスト

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