侍ジャパンU18代表がセンバツ後に合宿を検討、韓国で行われるW杯でリベンジ

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侍ジャパンU18代表は、センバツが終了した後の4月上旬に、代表を招集して合宿をすることを検討している。

センバツ終了後

高野連の技術・振興委員会は、昨年のU18アジア選手権で韓国、台湾に敗れて3位となったU18代表について議論し、センバツ終了後の4月上旬にも代表合宿を行う事を検討していることが分かった。参加メンバーなど詳細は、センバツ前の3月20日の理事会で決定され発表されるという。

これまでは、センバツや春の各地の大会後に1次メンバーが発表され、夏の甲子園終了後の最終メンバーが発表されていた。夏の甲子園で活躍した選手の招集が多く、その直後に行われたU18アジア選手権は、吉田輝星投手なども精神的にも体力的にも本調子ではなかった印象で、韓国・台湾に連敗して3位となった。

4月上旬の代表合宿では、選考会というよりは木製バットへの対応など、講習会のような意味合いが強く、他にも投球フォーム、けん制、国際ルールやマナーなどを伝える場になるという。

侍ジャパンU18代表は2017年のU18W杯でも韓国に敗れて3位、2016年のアジア選手権では優勝をしているが、2015年に甲子園などで行われたW杯でも決勝でアメリカに敗れて準優勝となっている。今年はU18W杯が韓国で行われる。東京オリンピックの前年という事もあり、まずは韓国にリベンジを果たして悲願の優勝を勝ち取りたい。

メンバーは

合宿に召集されるメンバーは、センバツ前という事もあり人数は多くなりそうだ。センバツに出場した選手が中心となりそうだが、大船渡の佐々木朗希投手、創志学園の西純矢投手、日大三の井上広輝投手などは間違いなく招集されそうだ。

センバツ組では何といっても星稜の奥川恭伸投手は、昨年の代表も唯一経験しており、今年の代表の柱になるのは間違いない。また、左では横浜高校の及川雅貴投手も欠かせない。

課題は打撃陣と言われるが、国際大会では打者がいきなり力を発揮するのは難しく、木製バットの対応も、簡単ではない。まずは守備をしっかりさせて投手で0点、1点に抑える事が必要になる。投手は夏の甲子園で活躍したとしても疲労があれば選出しない、また、2016年の堀瑞輝投手、2017年の田浦文丸投手のような特徴のある投手や、2015年の佐藤世那投手、2013年の安楽智大投手などフォークボールを投げられる投手を、しっかりと見極めて選出する事が必要になる。

侍ジャパンU18日本代表メンバー(2018)
侍ジャパンU18日本代表選手 2017
侍ジャパンU18日本代表第1次候補選手 2016

練習で木製バットを用いる高校が増えているとはいえ、実戦経験はほぼ皆無。秋に大会がある場合は、夏の甲子園後に木製バットに持ち替えて短い期間で備えていた。昨秋のアジア選手権では韓国や台湾の投手に抑えられ3位だった。

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