セガサミー・森井絃斗投手が6回5安打無失点、11球団視察し西武GM「即戦力であり伸びしろも」

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都市対抗野球東京2次予選ではセガサミーvsJR東日本の試合が行われ、プロ注目の152キロ右腕・セガサミーの森井絃斗投手が先発した。

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悪いなりに

この日の太田スタジアムは雨が降る中で行われ、また、社会人の選手にとっても今年は貴重な公式戦の、しかも本戦出場をかけた大事な試合だった。

森井絃斗投手は、「多少、力みがあった」と話し、初回と2回はストレートに力みがあり、変化球との区別が比較的つきやすく、ストレートをファウルされ、四死球でランナーを背負った。しかし、打ち崩されるかと思われる所で、最速149キロを記録する重いストレートが有効で、詰まらせて内野ゴロを打たせて無失点で切り抜けた。

そして3回からは、ぬかるんだマウンドのために、歩幅を1足分狭めるとバランスが良くなり、真っすぐを投げるときの力の抜け、球のキレが出るとともにカットボールなど変化球との見分けも付きにくくなった。空振りを奪う所まではいかないものの、変化球を打たせての内野ゴロも増え、6回まで4つの併殺で切り抜けた。

結局、6回を投げて5安打4四死球で無失点に抑えた。「良くないなりに試合をつくることはできた。」と話し、良くない中でも試合を作れたと話した。

11球団が視察

この日の投球には阪神、中日など11球団のスカウトが視察した。

埼玉西武・渡辺GM:「高校時代も見たけれど良い投手だね。大事なゲームで、悪いながらもしっかり試合が作れていて良かった。ボールが重そうな投手。いい当たりもちょっと差し込まれていて、抜けそうで抜けない。カットボールもうまく使えている。即戦力的な部分と伸びしろを感じた」

巨人・大森統括スカウト:「体に力があり、フォームもダイナミック。大事な初戦の先発を任され、しっかりと結果を出したところも評価できる。変化球を満遍なく投げられる起用さもある」

パワー系の投手で、ストレートで押しこんでいくタイプの投手。腕が長かったり、指でボールを切れるタイプではなく、プロでもパワーを込めてバットを押し込み、また、腕の振りを良くしてカットボールとのコンビネーションで打ち取っていく。この日のようにランナーを背負うものの2,3点に抑えていくような投手になりそうだ。

ただ、プロ野球1軍の打撃は想像以上にすごいので、もう少し工夫が必要になるかもしれない。しかし森井投手はまだ高卒3年目の若い投手で、プロでさらに成長すると思う。185cm94kgの体もあり、これだけのパワーがあれば、何でもできそうな印象も受けた。

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高卒3年目で、ドラフト解禁となった。「この都市対抗予選が一番のアピールの場だと思います。抑えて、チームが勝てば、スカウトの方の評価も上がる。自分がいい投球をすれば、いい方向に行くのかなと思います」と意気込みを語った。視察した西武渡辺GMは「ボールが重いね。(内野の間を)抜けそうで抜けない」と評価した。

中日、阪神など11球団のスカウトの前で、今季初の公式戦としては、いいアピール。西武の渡辺GMは「ボールが重そうな投手。いい当たりもちょっと差し込まれていた。即戦力でもあり、伸びしろもある」と、大学なら3年生に当たる若さにも期待した。

板野(徳島)時代からプロも注目した高卒3年目右腕。11球団のスカウトが視察する中、最速149キロの直球とカットボールを軸に得点を許さない。走者を背負っても3併殺で切り抜け「良くないなりにゼロに抑えられた。カットボールをうまく使って併殺も取れた」。西武の渡辺久信GMは「高校時代も見たけれど良い投手だね。ボールが重そうという印象。悪いながらもしっかり試合をつくっていた」と評価した。

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