瀬戸西と滝澤が呉越同舟、ENEOSで日本一目指す

社会人野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

昨秋の東京六大学リーグ、優勝をかけた早慶戦で死闘を繰り広げた早稲田大の瀧澤虎太朗選手と、慶応大の瀬戸西純選手、植田響介選手、関根智輝投手が、ENEOS・大久保監督の元に集まった。

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大久保監督の野球を肌で感じたい

2019年春、明治大と優勝を争っていた慶応大だったが、早慶戦の初戦で1−0の4回、瀧澤虎太朗選手のホームスチールが成功し同点に追いつかれると、8回には瀧澤選手が勝ち越しのソロホームランを放ち、息の根を止められた。

大久保監督は「ホームスチールで流れがね」と嘆いたのと同時に、相手の瀧澤選手のセンスに舌を巻いた。瀧澤選手も「毎年強いチームを作って、何度も優勝してきた。大久保監督の野球を肌で感じてみたい」と話し、敵将に憧れを持っていた。

その秋に大久保監督が慶応大を離れてENEOSの監督に就任すると、プロも注目していた瀧澤選手もプロ志望届を出さずに社会人野球に進むことを決め、入社希望を伝えたという。

大久保監督の縁もあり、ENEOSには慶応大出身の選手が多く加入し、ライバルの瀬戸西純選手、植田響介選手、関根智輝投手と今度は同じチームとなる。この3人と共にセンターラインを形成し、チームの屋台骨の活躍を見せてくれそうだ。

瀧澤選手には昨春にプロも注目していた。安定した打撃があり、打球の強さも十分で、プロ志望を提出していれば、指名した球団があったかもしれない。ENEOSで大久保監督の野球を体感してさらに成長し、2022年のドラフト候補として注目される選手になることを期待したい。

ENEOS入部選手、慶応大・関根智輝投手、瀬戸西純選手、早稲田大・瀧澤虎太朗選手など9人
ENESOは新たに加入する9選手を発表した。
ENEOSのドラフト候補選手の動画とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

19年6月1日の早慶戦では1点を追う4回1死二、三塁で本盗に成功。同点の8回には決勝ソロも叩き込んだ。当時慶大を率いた大久保秀昭監督(51)は「ホームスチールで流れがね」と嘆きつつ、改めてセンスに舌を巻いた。一方の滝沢は「毎年強いチームを作って、何度も優勝してきた。大久保監督の野球を肌で感じてみたい」と敵将を見つめてきた。半年後の同年12月、大久保監督は古巣のENEOS指揮官へ。滝沢はプロ志望届を出さず、入社希望の一報を入れた。

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