慶応大・郡司裕也選手がサヨナラ打、来年ドラフト1位候補捕手

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

慶応大で来年のドラフト1位候補の捕手・郡司裕也選手が、劇的なサヨナラ打を放ち、優勝に王手をかけた。

打率.394

優勝を決める明治大との大事なカードの初戦、慶応大の3年生・郡司裕也捕手が活躍を見せた。1-3で迎えた9回、チームが3-3の同点に追いつくと、延長となった10回、ノーアウト1塁の場面で4番・郡司選手に打席が廻ってくる。思い切りよくスイングして打球は左中間に大きなあたりで、打った瞬間にサヨナラ打を確信した郡司選手はガッツポーズを見せた。

「長打を狙っていた。サヨナラは野球人生で初めて。気持ち良かった」と話した郡司選手、チームの優勝に王手をかける、大きな4番の仕事を見せた。また捕手としても、この日は慶応大は7投手で継投を見せ、しっかりとリードをした。

仙台育英高校時代からバッティングでは主軸を打ち、侍ジャパンU18代表でもその良さに注目された。また捕手としても佐藤世那投手をリードし、甲子園準優勝、そしてU18でも準優勝の安定感を見せた。

大学でも2年生の春に打率.345で首位打者を獲得し3本塁打も放った。今季も現在打率.394でリーグ7位、初戦の東大戦は4打数ノーヒットだったものの、その後は全試合でヒットを打ち、この日は5打数3安打と活躍を見せた。

打てる捕手の欲しいチームは、来年のドラフト1位で獲得を目指してくるかもしれない。高校、大学で実績を残し続た郡司選手に今後も注目したい。

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9回に2点差を追いつき、3―3の延長10回無死一塁。郡司が左中間を破る二塁打を放ち、右手を突き上げた。サヨナラで秋春連覇に王手をかけ「気持ち良かった。チーム全体で最後まで諦めない姿勢が結果に出たと思う」と胸を張った。

 180センチ、83キロの大型捕手。昨春にはリーグ打率3位をマークし、来秋のドラフトへ向けて注目される逸材は「プレッシャーは感じない。ピンチの方が楽しめる」と持ち前の勝負強さを発揮。女房役としても、タイプの異なる7投手を巧みなリードでもり立てた。

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