亜細亜大・矢野雅哉選手に阪神スカウト「打撃の成長がプラス」

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亜細亜大の矢野雅哉選手は、最速148キロを投げる強肩の遊撃手。昨年秋に17安打、打率.415で首位打者に輝き、進路を「プロ一本」と話す。

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守備、走塁は今でも上でいける

矢野雅哉選手は遠投128mの強肩と50m5秒9の俊足を持ち、今年のドラフト候補トップクラスのアスリート選手と評価される。ショートの守備では深い位置からの一塁への送球は、中央大・五十幡亮汰選手と並んで守備でアピールできるものがあった。昨年までオリックスの編成副部長を務めた古屋氏は「守備、走塁では今でも上でいける」と評価していた。

打撃については9番を打ち、逆方向へ返す形だった。しかし昨年は2番を打ち、41打数17安打で打率.415で首位打者に輝いた。長打は3ベースヒットが1本だけだったが、打球の強さを見せはじめた。そして今年は青学大との練習試合で3安打2打点など、打撃でさらに成長を見せ、阪神の吉野スカウトは「もともと選球眼がよかったが、首位打者をとったように打撃での成長がプラスになっている」と評価する。

昨年までは9番や2番を打っていたが、今年は主将となり、1番バッターとしてチームを引っ張ることが期待される。「主将として、1番打者として、優勝できるようにしたい。持ち味、特に守りと出塁にはこだわっていきたい」と話し、優勝を目指す。

身体能力の高い遊撃手として、広島などが注目する。「プロ一本」と早くから進路を決めており、現在はそこに向かって鍛錬を続ける。

リーグ戦が再開して、中大・五十幡のショートゴロでどんな守備を見せるのかが見たい!

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