八戸学院大で高橋優貴投手(2018年ドラフト1位)や、大道温貴投手(2020年ドラフト3位)を育てた正村監督が亜細亜大の監督として始動し、新3年生の齊藤汰直投手、本田峻也投手、山城京平投手に期待をしていると話した。
新3年生
正村監督は亜大監督のオファーを受けた時に、東海大出身で亜細亜大OBではないこともあり、「オファーを受けるかどうか迷いもありました」と話したが、「トップレベルでやりたいという思いがあった」と、日本一のレベルを誇る戦国東都の監督を決意を持って引き受けた。生田監督などが作り上げてきた「徹底力と全力疾走という亜細亜大の伝統を継承するとともに、自立をテーマにやっていきたい」と方針を示した。
正村監督は八戸学院大時代に投手の育成が高く評価されており、金足農の吉田輝星投手も指導していた。亜細亜大でもその手腕が期待されるが、「新3年生に、いいピッチャーが多い」と話し、齊藤汰直投手、本田峻也投手、山城京平投手の名前を挙げた。
齊藤投手は最速149キロの速球を投げ、武庫荘総合時代から注目されていた投手で、昨年秋はリーグ戦初勝利を挙げると、侍ジャパン大学代表強化合宿にも参加した。本田投手は東海大菅生出身で実戦派の左腕投手、山城投手は興南高校出身で150キロの速球を投げる。齊藤投手は正村監督から室内練習場で指導を受け、「フォームや変化球について知りたいです。スライダーを磨いて、春は5勝を目指します」と話し、「自分がエースだという自覚を持って草加さんの穴を埋めたい」とエースに名乗りを挙げた。
これを聞いて4年生投手の奮起にも期待したい。駒大苫小牧出身の北嶋洸太投手や青森山田で150キロの球を投げた小牟田龍宝投手など高校時に注目されていた投手は、まだリーグ戦での実績は少ない。まずはリーグ戦で投げている姿を確認したい。




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