星槎道都大の左腕・滝田一希投手が150キロ、9球団12人スカウト視察し日本ハム稲葉GMが評価

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最速153キロの速球を投げる左腕の星槎道都大・滝田一希投手が登板し、9球団のスカウトが視察する中で最速150キロの球を披露した。

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日本ハムは3人体制

札幌六大学リーグが開幕し、侍ジャパン大学代表候補合宿でも力を見せていた星槎道都大の滝田一希投手が北海道大戦で先発した。

2回に三者三振を奪うと、5回には2アウト2塁のピンチとなるが、148キロのストレートで空振り三振を奪った。5回終了後に左手人差し指のマメが割れたため6回で降板したが、6回を投げて2安打9奪三振無失点、千葉ロッテのスカウトのスピードガンで150キロを記録する投球を見せた。

この日は「体が全体的に張っていた」と話すが、150キロの速球と110キロ台のチェンジアップを投げるなど相手打線を翻弄した。2週間前の練習試合で自己最速の153キロを記録するなど、この春の状態は良いという。

プロ側も注目している。この日は9球団12人のスカウトが視察に訪れると、北海道日本ハムは稲葉GMなど3人体制で視察した。稲葉GMは「ストレートも良いし、チェンジアップがよく抜けていて特殊。左の150キロ投げられるピッチャーは非常に貴重。」と話し、ドラフト上位指名候補に「入ってくるんじゃないですか」と話した。

星槎道都大は北海道の強豪だが、現時点で4学年すべての部員が全国の舞台を経験しておらず、滝田は「全国を知っている人たちが卒業した。自分たちの代で後輩たちにつなげられるように、何としてでも全国に行かないといけない」と話した。

右のエース・伊東佳希投手も150キロの速球を投げ、二人でリーグ戦を勝ち抜き、全国の舞台でその球を見せたい。

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この日はバックネット裏に9球団12人のスカウトが集結した。ロッテのスピードガンでは150キロを計測。3人体制で視察した日本ハム・稲葉GMは「ストレートも良いし、チェンジアップがよく抜けていて特殊。左の150キロ投げられるピッチャーは非常に貴重。(上位に)入ってくるんじゃないですか」と評価した。

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