日体大・吉田大喜投手、12球団から調査書

吉田大喜, 日本体育大

日体大の吉田大喜投手は、ドラフト上位候補として名前がなかなか挙げられていないが、日米大学野球では抜群のストレートで、メジャー予備軍を完全に抑えている。

相当完成度が高い

吉田大喜投手は日米大学野球でメジャー予備軍との対戦について、「ストレートというのはけっこう通用した」と自信を深めた。代表選考合宿でプロでも上位クラスの2500回転を記録しており、ストレートの質は非常に高い。大会では5試合すべてにリリーフとして1イニングずつを投げ、合わせて5回2安打4奪三振と完ぺきに抑えた。ストレートが通用したことで、変化球をうまく使ったりと大胆な投球も見せた。

それでさらに自信をつけ、この秋のリーグ戦では初完封勝利をも挙げた。元プロの辻孟彦コーチは「コントロールが松本より上なので、1試合で考えたら相当完成度が高い」と話し、昨年の西武のドラフト1位で、今季1軍で7勝を挙げた松本航投手くらいの力があると評価する。

吉田投手は大冠時代も速球派投手と注目されたが、「高校のときもスピードは出ていたんですけど、バラツキがあったので。バラツキというのはすごい減ったと思います」と話し、コンスタントに速い球を投げられるようになったといい、大学4年間で大きく成長を遂げた。

高校時代にはプロ志望届を提出しながらも指名漏れとなったが、「できるだけいい所を見せて順位を挙げられれば」とこの秋の投球に取り組んだ。その吉田投手には12球団から調査書が届いており、「1位候補に入ってくる」とスカウトからも評価されている。

個人的にはドラフト2位までに消える選手だと思う。今日や明日に名前が挙がってくるかもしれない。

2019年のドラフト候補
2019年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

中学時代は軟式野球部に所属し、高校は公立の大冠(大阪)でプレーした。140キロ台の直球を計測し、プロ志望届を提出したが指名されず、日体大に進学。1学年上は松本航(現西武)、東妻(現ロッテ)が活躍し、昨年まで登板機会は少なかったが、今年は先発&抑えでフル回転。今秋の大東大戦ではリーグ戦初完封を達成し、12球団から調査書も届いた。「1位候補に入ってくる」とのスカウト評通り、早い段階で吉田の名前が呼ばれそうだ。

強みが明確となったのは、今夏の経験にある。侍ジャパン大学代表選考合宿で直球の回転数を計測し、プロでも上位の2500回転をたたき出した。代表入り後の日米大学野球選手権でも「ストレートというのはけっこう通用した」と手応え。自信がついた分、配球に大胆さが生まれた。


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