北海道日本ハムがスカウト会議、栗山監督「3年間のスカウティングが大事」

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北海道日本ハムは千葉県・鎌ヶ谷市の勇翔寮でスカウト会議を行い、各スカウトの担当地区の割り当てや、1年間の日程などを確認した。出席した栗山監督はチームの再構築に向けてこれから3年間のスカウティングが重要になると方針を伝えた。

リストアップは次回スカウト会議で

北海道日本ハムは第1回目のスカウト会議は、例年、スカウトの担当地区の確認や今年のスカウティングの方針を確認するだけで、選手のリストアップ作業などはしていない。今年も同様にそれらを行った。

その会議のなかで栗山監督は、「その年の一番いい選手をとる。」という従来の方針を確認した。しかし、「軸になる選手をもう一回、作り直さないといけない。チーム再構築へこれから3年間のスカウティングが大事なので、よろしくお願いしますという話をした」と話し、今年を区切りとして新たなチーム作りを目指していく考えを示した。

北海道日本ハムは今年のオフにも大谷翔平選手がMLBへ移籍する可能性が高い。また、中田翔選手もFA権を取得するため、投打の軸がチームから抜ける可能性がある。特に野手については、陽選手もFAで移籍し、中田翔、陽という軸があったためその周りの選手の補強や、可能性のある高校生を育成する目的で獲得していた。

しかし今年からは、まずはチームの軸となる4番の獲得が必要であり、それは急務となっている。投手については有原航平投手など軸になる選手を獲得できており、これまでもエースとなる選手を継続して獲得している。これから3年間は4番候補を最優先とし、その選手が獲得できれば、来年からは再びエースになる投手を指名していくという事になる。

今年では早稲田実の清宮幸太郎選手、来年では横浜高の万波中正選手などを狙っていくのではないかとみられる。

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出席した栗山監督は「もちろん今年一番いい選手を獲るんだけど、チーム再構築へこれから3年間のスカウティングが大事なので、よろしくお願いしますという話をした」と語った。

昨年11月の明治神宮大会で早実高・清宮を視察している指揮官は「その年の一番いい選手をとる。軸になる選手をもう一回、作り直さないといけない」と説明した。

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