中大・牧秀悟選手が3安打、阪神・和田TA、中日・編成部長が評価

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夏のオープン戦以降、やや打撃の不調が続いていた中央大・牧秀悟選手が、この日の東都秋季リーグ戦の立正大戦で3安打を記録した。

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投手との駆け引き

この日の相手は、プロ志望届を提出している立正大の糸川亮太投手。制球が素晴らしく、多彩な変化球を持つ投手を相手に、牧秀悟選手がテクニックを見せた。

初回2アウト1塁の場面では、外角の球が多いと分析していた糸川投手に「狙いを絞って打とう」と外角に狙いを定め、センター前にしっかりとはじき返して、今季初安打を記録した。

また4回1アウトの場面では「1打席目のヒットが真っすぐだったので、もしかしたら変化球が多くなってくるんじゃないかな」と変化球を狙い、スライダーをレフト前にはじき返した。6回2アウトからのヒットは「たまたまというか反応で」と話したが、緩急に対応し、緩い変化球をレフト前に運んだ。

この打撃について、この日は10球団のスカウトが視察をしたが、阪神の和田TAは「打つべくして打っている。下半身がどっしりとしていて、低めの変化球を拾う打ち方がいい」と打撃の技術を評価した。

新型コロナウイルスの影響により活動が自粛され、その影響は野手に影響があったと思う。高校生でも来田選手や井上選手などは夏にその打撃を見せることができなかったが、牧選手にもその影響があり、夏は巨人との交流戦でホームランを打ったものの、全体的には調子は良くなかった。

それでも、先週の東都リーグ開幕戦の東洋大戦でもノーヒットに終わっていたが、「打撃の調子はオープン戦の時よりはよくなっている」と話した。この日はさらに、「すごい状態はよくなってきているのかなと思います」と話し、調子は上向いている。

この日視察した中日・松永編成部長は「1位を打者で行こうと考える球団は欲しい右打者。他の本命が競合するなら最初にと考える場合もあるだろう」と話し、ドラフト会議で単独1位指名の可能性があることを想定している。この日はチームを勝利に導けずに悔しかったと思うが、ドラフト会議に向けては着実に歩みを進めている。

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すでにNPBスカウトの間でも、確固たる評価を得ている。視察した阪神・和田TAは「打つべくして打っている。下半身がどっしりとしていて、低めの変化球を拾う打ち方がいい」と上位候補としての実力を認めた。3年時には侍ジャパン大学代表の4番を担い、パンチ力と勝負強さは折り紙付きだ。

ドラフト会議は10月26日に迫る。この日は7球団が視察した。中日・松永編成部長は「1位を打者で行こうと考える球団は、欲しい右打者。他の本命が競合するなら最初に、と考える場合もあるだろう」と予測した。

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