中日は兵庫県内でスカウト会議を開き、夏の甲子園大会に出場した高校生などの評価付けを行った。全体ではドラフト指名候補を130人に絞り込んだ。
東海大相模・藤田投手を高評価
夏の甲子園大会に出場した選手では、東海大相模の198cm左腕・藤田琉生投手について松永スカウト部長が「左で角度も球速もある。3年になって伸びてきたし、まだまだ伸びしろがある」と話し、将来性も含めて高く評価した。また、報徳学園の151キロ右腕・今朝丸裕喜投手について「高さがあって、いい投手なことに変わりはない」と変わらぬ評価をした。
野手では花咲徳栄の石塚裕惺選手と早稲田実の宇野真仁朗選手の名前が挙がった。
2年生では東海大相模の福田拓翔投手と、大阪桐蔭の中野大虎投手をチェックした。
また甲子園に出場しなかった選手では、前橋商の清水大暉投手、福岡大大濠の柴田獅子投手、佐伯鶴城の狩生聖真投手の3投手が印象を残したとした。
中日は6月のスカウト会議で関西大・金丸夢斗投手、愛知工業大・中村優斗投手、明治大・宗山塁内野手、青山学院大・西川史礁外野手の大学生を評価したものの、松永スカウト部長は「現時点で1位も含めた上位候補と言える選手は少ない。高校生も含めてこれから見ていく」と話していた。
高校生についても好素材の投手の存在が目立ったとしており、上位候補については高校生も含めて少ない状況が続いている状況が続いている。今後は大学生、社会人、独立リーグを中心に視察をしていく。
2024年ドラフト指名予想
2024年ドラフト指名予想です。
中日がスカウト会議、関西大・金丸投手、愛工大・中村投手など4人軸に九産大・浦田選手を高評価
中日は6月13日に都内でスカウト会議を開き、今秋のドラフト会議の指名候補を約150人に絞り込んだ。
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