東京ヤクルト・小川泰弘投手、ハーラートップ8勝目

東京ヤクルト球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 東京ヤクルトのドラフト2位ルーキー・小川泰弘投手が巨人の沢村拓一投手との投げ合いに勝ち、ハーラー単独トップの8勝目を挙げた。

 この日の小川投手は疲れを見せず自己最速の148km/hを何度も記録し、このストレートをつり球に得意の沈むボールで打ち取っていく。7回を投げて7安打1失点で堂々の勝利だった。これで7勝2敗の同じくルーキーの菅野智之投手や、7勝3敗の能見篤史投手を抜き8勝2敗でトップに躍り出た。防御率も2.82で2.61の菅野投手に迫り、新人王争いは益々激しくなってきた。

 子どもの頃は巨人ファンで高橋由選手に憧れていたという。171cmと小さな大エースは大学時代にリーグ通算36勝を挙げて自信をつけると、巨人を相手に強気の投球を見せて勝利した。6月に8勝を挙げたルーキーとしては上原浩治投手、和田毅投手に並ぶ。小川投手はこれからどこまで勝ち星を伸ばしていくのか、また巨人・菅野投手との争いがどのようになるのか目が離せない。

ライアン小川、単独トップ8勝 球宴出場も当確  - スポーツニッポン:2013/6/30

 自分の力を信じて腕を振った。ひるむことなく、大胆に。1―0の6回2死一塁からボウカーに右中間フェンス直撃の適時三塁打を浴びて同点とされたが、小川は信念である強気の投球スタイルは崩さなかった。「強敵なので少しでも引いたら負けると思って大胆にいった。カットボールが勝負どころで内角に投げられた」。

 2死三塁で打席には高橋由。ここで内角カットボールで詰まらせて二ゴロに打ち取ると、笑みがこぼれた。ハーラー単独トップの8勝目を挙げた孝行息子に小川監督も「精神面が非常に凄い。マウンドでの立ち居振る舞いが素晴らしい」と賛辞の言葉を並べた。

 改修工事が終了した草薙総合運動場野球場のこけら落とし試合。ノーラン・ライアンを参考にした左足を高く上げるフォームで強力巨人打線に立ち向かう姿は、1934年に同球場で行われた日米野球第10戦で、ベーブ・ルースら強打者を相手に快投を見せた元巨人の大エース・沢村栄治の豪快なフォームとダブる。沢村について「足を高く上げるイメージ」と共通点を挙げる右腕は、自己最速に並ぶ148キロを3度マークするなど初回から飛ばした。毎回走者を背負ったが、2併殺を奪うなど要所で内角を突いて、7回で7安打ながらも1失点。新人で巨人相手に初登板から2戦2勝は球団史上初の快挙だ。

 雑草魂を見せた。投げ合いを演じた沢村は東都大学リーグの中大出身で、日本代表にも選出。巨人にドラフト1位に指名されるなど“雲の上の存在”だった。一方、自身の出身校である創価大は東京新大学リーグに属し、埼玉・岩槻の球場が主戦場。客もまばらだった。東都の舞台である神宮は全国大会に出場しなければ立てない場所だった。それだけに静岡での初対戦で「一矢報いたい」とマウンドへ。その思いがにじみ出たのは1点リードの5回だった。

 無死一、二塁の沢村の打席では、1点もやらないという気持ちでカットボールを3球続けて投げ込み、バントすらさせなかった。捕手の中村は「厳しくいこうということだった。初球から(沢村がカットボールを)嫌がっていたので、続けた」。強気のリードにも助けられ、強力打線を1点に抑え込んだ。

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