センバツにも出場する北海高校の145キロ左腕・木村大成投手がこの日、札幌ドームで行われた紅白戦に登板し、2回1安打3奪三振無失点の好投を見せた。
平均141〜142キロ
木村大成投手は最速145キロの速球を投げる左腕投手として、センバツに出場する注目投手の一人に挙げられる。
この日、北海高校は札幌ドームで練習を行い、木村投手が紅白戦に登板すると、初回は2者連続三振を奪うなど三者凡退に抑えた。2回は先頭打者にヒットを許し1アウト1,3塁のピンチとなったが、三振とセカンドゴロで無失点に抑えた。
最後のバッターには最速となる144キロのストレートを投げ、平均でも141キロ〜142キロと安定していたという。「打者を抑えるには、より速い球が必要。去年のこの時期は今より5キロぐらい遅かった。春夏が楽しみ」と話した。
昨年秋の旭川実の田中楓基投手との投げあいでは、田中投手のほうが球に力があった印象で、木村投手は変化球が目立つ印象だった。しかし、2イニングとは言え平均で140キロを越す球を投げるとなると、かなり速くなってきているかもしれない。
2月17日に初の実戦登板として紅白戦で2回を投げて3奪三振パーフェクトに抑えていた。この日も好投を見せたが「直球で三振が取れなかった。決めにいった直球が外れた。前回できたことができなかった。波をなくしていかないと全国では勝っていけない」と、センバツで勝つためにさらに上のピッチングを目指す。
145キロ左腕をセンバツで見るのが非常に楽しみ。
開幕まで1カ月。本番に向け調子が上がってきた。杉林蒼太内野手(2年)ら主力組中心の打線相手に、最初の回が1ゴロの後、連続三振。2イニング目は先頭打者に左前打を打たれるも、1死一、二塁のピンチから三振、二ゴロと走者を背負っても冷静な対応で締めた。最後の打者相手には144キロをマーク。平均も141~142キロと安定し「打者を抑えるには、より速い球が必要。去年のこの時期は今より5キロぐらい遅かった。春夏が楽しみ」と手応えを口にした。
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