綾羽の１４６キロ右腕・野川新投手が５回１安打無失点、ロッテ・ヤクルトなどが視察

春季高校野球滋賀大会では、綾羽高校で最速146キロの速球を投げる野川新投手が登板し、「100点のピッチングでした」という投球を見せた。この試合には千葉ロッテ、ヤクルトなど4球団が視察をしている。

4球団視察

この日は甲西高校との対戦で、146キロ右腕の野川新投手が先発すると、「序盤はコントロールがバラついた」と話したものの、カウントを取る球を意識しながら追い込んで、最後は狙って三振を奪った。

5回を投げて許したヒットは1安打のみ、8つの三振を奪って無失点に抑えた。6回に代打を送られて交代したが、「真っすぐで多く三振を取れたのはよかった。100点のピッチングでした」と話した。この日は最速は141キロだった。

この日は千葉ロッテや東京ヤクルトなど4球団のスカウトが視察をしている。足を大きく挙げて勢いよく降ろし、その反動で後ろから右腕を持ってくるような抜群の躍動感あるフォームが特徴で、非常に楽しみな投手だと思う。プロ志望ということでドラフト会議では育成ドラフトも含めて指名がある投手だと思う。

この日の最速は141キロにとどまったが、プロ入りが目標だという最速146キロ右腕。ネット裏ではロッテやヤクルトなど4球団が視察した。