阪神、ルーキーで１軍キャンプスタートはドラフト２位の椎葉剛投手のみ

阪神は合同スタッフ会議を行い、1軍キャンプスタートとなるルーキーは、ドラフト2位の椎葉剛投手のみとなった。

若手選手入れるなかで

スタッフ会議後に岡田監督は「ベテラン組が向こうに行ってるから、枠があるからやっぱり1回見てみようとな」と話し、岩崎投手や島本投手、岩貞投手、糸原選手といったベテラン組を2軍スタートとし、変わりに2年目となる門別啓人投手、茨木秀俊投手、野口恭佑外野手や、3年目となる前川右京選手、中川勇斗捕手などの若手選手を1軍キャンプスタートとした。

しかしルーキーではドラフト1位の下村海翔投手、5位の石黒佑弥投手、6位の津田淳哉投手など大学・社会人卒の選手は2軍スタートとなり、2位の椎葉剛投手のみが1軍キャンプスタートとなった。岡田監督は2月11日、12日に予定されている1軍2軍合同の紅白戦が「まず第一段階」と話し、ここでアピールできた選手が1軍に、できなかった選手が2軍にとなる入れ替えを行う。

2軍キャンプスタートとなった下村投手について岡田監督は「無理させる必要ないしな。２月１日に１軍となったら、自分なりにピッチを上げるやろ。１日は練習のスタートなんやから、今年のスタートじゃないから」と話す。下村投手はこの日、新人合同自主トレで初めてブルペンでの投球を行うと20球を投げた。キャンプのスタートについては「別にどっちにいてもやることは変わらないので、やることをやるだけです」と話した。スタートの位置にこだわりは無いが、11日、12日には焦点を間違いなく合わせていると思う。