大商大・吉持亮汰選手4打数3安打も神宮切符取れず敗退、広島1位・岡田明丈投手も1回1失点

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関西地区大学選手権では、大商大vs奈良学園大の試合が行われたが、奈良学園大が7-0で勝利し第2代表決定戦に勝ち上がった。広島カープドラフト1位の岡田明丈投手、東北楽天ドラフト2位の吉持亮汰選手の大学4年間が幕を閉じた。

注目のチームに

大商大は今年オリックスにドラフト2位で指名された近藤大亮投手や、2014年に中日にドラフト9位で指名された金子丈投手、2013年に中日にドラフト3位で指名された桂依央利捕手など短い期間に多くのプロ野球選手を輩出している。そして今年は広島のドラフト1位で岡田明丈投手が、東北楽天のドラフト2位で吉持亮汰選手が指名され、今年のドラフトでトップクラスの注目されたチームだった。

今年も春のリーグ戦で優勝し、大学野球選手権ではベスト8に進出、秋のリーグ戦も優勝するなど輝かしい成績を残してきたが。しかし最後の明治神宮大会の出場は逃してしまった。

 

岡田投手先発せず

この日は吉持選手が3番ショートで出場し4打数3安打を記録するなど貫禄を見せた。しかしその他の選手が奈良学園大の川口紘輝投手を打てずに6安打で完封されると、エース・岡田明丈投手も0-5とビハインドの9回にノーアウト1塁の場面でマウンドに上がったが、エラーが絡んでピンチとなりタイムリーヒットで2点を失った。

3連投となった今大会、初戦の京都学園大戦で5回を1安打無失点と抑えたが、天理大戦では3番手で登板し3回1/3で6つの四死球を与えるなど乱調で5失点、そして最後のマウンドとなったこの日も1回で1失点した。打撃練習で背中を痛めたという話もあるが、大学最後をぴしゃりと締めることはできなかった。

岡田投手は「一からすべてやり直す。大事なところで抑えられる勝てる投手になる」とプロでの活躍を誓った。

 

奈良学園大・川口投手

奈良学園大の川口投手はバランスの良いフォームからコントロールの良い140キロの球を投げる。箕島高校では強豪復活のきっかけとなるピッチングを見せると、奈良学園大ではエースの庄司力也投手に代わり、3年時は春秋で最優秀投手となっている。川口投手の将来にも注目したい。

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