神奈川大・庄子雄大選手は宗山・度会・津田選手を目標に成長

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神奈川大の俊足遊撃手・庄子雄大選手は、侍ジャパン大学代表入りで明治大・宗山塁選手とポジション争いをすることを望んでいる。そして横浜高校のチームメイト・度会選手、津田選手と同じ舞台に行くために、「上位指名でプロへ行きたい」と話す。

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50m5.7秒

庄子雄大選手は50m5.7秒という抜群の俊足で、1年生の春から今季まで44度の盗塁を企画し、失敗はわずかに2つだけという非常に高い盗塁成功率を残している。今季は盗塁の数は少なかったものの、常に先の塁を狙う積極的な走塁を見せてきた。

1番打者としてリーグ通算100安打も達成した。今季は打率.333で「右中間、左中間と外野の間を抜く打球が増えたことはこれまでになかった」と長打も見せた。そして1番打者として出塁をすると「自分が出たら嫌だというのは分かっている。なのでどんな時も積極的な走塁をしたい」と相手バッテリーにプレッシャーをかけ続けた。

横浜高校出身だが、同期に度会隆輝選手と津田啓史選手がおり、度会選手がセカンド、津田選手がショートを守り、庄子選手はサードや外野などをでレギュラーとしては定着できていなかった。大学でも最初はサードと外野などを守ったが、1年秋からショートに挑戦し「一番はかっこいいからですよね。内野の花形で難しい打球を処理するのも楽しいじゃないですか」と話す。3年生だった昨年は春・秋ともにショートのベストナインを獲得するなど守備力も高めている。

明確なターゲットがある。「今年の目玉は明治の宗山だと思うが、そこに負けないようにもっともっとアピールしたい」と話す。侍ジャパン大学代表でも不動のショートになると見られる宗山選手に対し、足という武器で勝負をしていく。

そしてプロの舞台では度会選手、津田選手をターゲットにしているが、度会選手がドラフト1位、津田選手がドラフト2位で指名されており、庄子選手も「上位指名でプロへ行きたい」と話す。度会選手がプロの舞台で横浜スタジアムで活躍している姿を見て、同じ球場でプレーするリーグ戦でも「度会はここで勝負してるんだなと。同じ景色、同じ球場、同じ左打席に立ててうれしいというか、頑張ろうと思えました」と話した。

まずは侍ジャパン大学代表の候補合宿への参加が期待される。そこで50m走の計測や打撃、守備で存在感をみせることができれば、目標のドラフト上位指名にも近づいていくことができる。

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【スポニチスカウト部(16)】神奈川大・庄子雄大 「宗山に負けない」プロの舞台へ全力疾走 - スポニチ Sponichi Annex 野球
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